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日本代表

南野拓実、CLでのエネルギッシュな動きに「ここ最近で最も良い夜」と称賛の声。一方で失点時は「衝撃的な集中力の欠如」の酷評も

THE DIGEST編集部

2021.12.08

 一方、現地メディアでは、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』が10点満点の採点で及第点の「6」。英国公共放送『BBC』は視聴者投票の採点でチーム10番目の評価となる「7.86」で、失点の際、CKでニアサイドにいた南野がボールに触れられず、GKアリソンが慌てて弾いたボールをフィカヨ・トモリに詰められた失点の場面に言及し、「CKでミナミノがニアポストでミスを犯した」と指摘した。

 リバプールの地元紙『Liverpool Echo』は他の大多数の選手と同様に採点は「7」とし、寸評では「ミッドフィールドのポジションから幾つか良いプレッシングを見せたが、ミランの先制点の場面ではコーナーでクリアしそこなうという失敗を犯した。後半、前に押し上げるようになってからは、より良くなった。途中交代」と記述。対して、サッカー専門メディア『90min』は「4」の最低評価で、「失点時の衝撃的な集中力の欠如。リバプールのMFでは間違いなく、一番弱かった」と寸評も厳しかった。
 
 最後にリバプールの専門メディアでは、『THIS IS ANFIELD』も採点はチーム最低だが、それでも及第点の「6」。「前半の貢献度には失望。ボール扱いがずさんで、幾つか無用なFKを相手に与え、ミランの先制点に繋がったCKではニアポストでスルー(あるいは思わず触りそこなったのか)」とネガティブな記述の後、「しかし最後の30分間で左サイドのより攻撃的なポジションに移ると、非常に良くなり、自信を感じられた」と、プレーが改善されたことを示している。

『FanNation』は「8」と高評価で、寸評も「常に全力で、あらゆるところでプレーに絡もうとし、それをやり遂げた。彼にとっては、ここ最近で最も良い夜となった」とポジティブな論調で終始。そして、『TAW』は採点こそ「6」ながら、寸評は「エネルギッシュな動きは素晴らしかったが、彼が本当にチームにフィットしていたのかどうかは定かでない」と懐疑的な見方だった。

構成●THE DIGEST編集部

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