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海外サッカー

南野拓実は「今冬の放出の可能性は低い」――海外メディアが苦しむ日本代表戦士にサラーらの“穴埋め”に期待

THE DIGEST編集部

2021.12.29

 しかし、南野に対しては大きな期待を寄せるメディアもある。それは言うまでもなく、来月5日から1か月間にわたって開催される予定のアフリカネーションズ・カップ(AFCON)にサラー、マネ、ナビ・ケイタらが出場した場合、彼らの穴を埋める存在としてのものだ。

 英サッカー専門メディア『Live Score』が「ミナミノには、チームの中心、裏方としてプレーできる多様性があり、またボールを持たないところでの疲れ知らずの運動量も、彼の出場を確実なものとする」と賛辞を贈る。さらにリバプールの地元紙『Liverpool Echo』は、「誰もがサラー、マネを恋しく思うだろう」と、2人の離脱が明らかなダメージとなると強調しながらも、彼らが1月2日のプレミアリーグ第21節チェルシー戦を最後にカメルーンに向かった後は、過去8試合で7ゴールを挙げるなど絶好調のジョッタを“主人公”として、南野を貴重な戦力のひとりとして数えた。

「ミナミノ、ディボック・オリギ、アレックス・オクスレイド=チェンバレンら、チャンスを得た選手は誰もが仕事を果たす必要がある」

 賛否が分かれる南野については、米国の大手ビジネス誌『Forbes』も見解を示す。同メディアはクラブの財政面の見地から、コロナ禍によって経済面で大ダメージを負った昨季に比べて収入が上がった点を指摘する。

 さらに、ふたたび積極的な補強があり得るとしながら、「大物選手を獲得するための資金調達のために、ミナミノらバックアッパーを売却するべき」という多くのメディアの主張に対しては、「シーズン終盤の重要な場面で、(チームでの)経験の少ない選手よりも既存の戦力を起用する方が得策という考えのもとで、今冬の放出の可能性は低い」と予想した。

 ちなみに同メディアは、夏の移籍市場においては、一転して積極的な戦力補強とともに、不要な戦力が一気に放出がされると見ている。AFCONの期間中、リバプールはプレミアリーグ2試合、FAカップ1試合、カラバオ杯2試合を戦う予定だが、ここで南野は周囲を納得させる働きを見せ、チームにとって不可欠な存在という人々に印象を植えづけることができるか。

構成●THE DIGEST編集部
 
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