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海外サッカー

久保建英の来季マドリー復帰について専門メディアは厳しい指摘。マジョルカでは「期待に応えていない」として新MF獲得の噂も

THE DIGEST編集部

2021.12.31

 また、「彼には“ワンクリック”でこの大変だった1年から状況を変えるだけの力があることを、我々は知っている。彼が覚醒するにはあと1、2年が必要だという見方が多いとはいえ、2022年に今年のようなことを繰り返すことをしてはならない」とも綴り、現状が芳しいものではないことも示した。

 マドリー側を納得させるためにも、今後、残りのシーズンにマジョルカでコンスタントに結果を残す必要があるが、それにはチーム状況も影響を与える。現在、冬の移籍市場を目前に控え、このバレアレス諸島のクラブには様々な移籍や補強に関する噂が流れ始めているが、その中で最も大きいのは、今夏にバレンシアから加入し、今後が久保とのコンビプレーも期待されているイ・ガンインに、フランスのリールが関心を示しているというニュースだろう。
 
 スポーツ紙『AS』などが報道によれば、フランス代表Wジョナタン・イコネの今冬のフィオレンティーナ移籍が濃厚となり、その代役の候補として20歳の韓国代表選手に照準が合わせられたということだ。マジョルカでは快適に過ごしているため、「話は簡単には進まないだろう」と予想されているが、チャンピオンズ・リーグ決勝トーナメント出場はイ・ガンインにとっても魅力的なものであるとして、今後の動向が注目される。

 また、専門メディア『GOL DIGITAL』は、エスパニョールがベティスのメキシコ代表MFディエゴ・ライネスのレンタルでの獲得を狙っているという記事の中で、エスパニョールのライバルとしてアラベス、そしてマジョルカを挙げており、その理由を「クボがルイス・ガルシア・プラサ監督の期待に応えていないと判断した」と綴っている。

 もし、これらの噂が現実となれば、久保を取り巻く状況も大きく変わる可能性があるが、果たして!? 様々な憶測が流れる中で、彼は落ち着いた環境、チーム状況の中で良い1年のスタートを切れるのか、年明けはピッチ上だけでなく、移籍市場にも注目する必要がある。

構成●THE DIGEST編集部

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