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海外サッカー

冨安健洋の獲得を推した指揮官の方針を英紙が改めて評価!右SBのバックアップは屈辱の対戦相手から引き抜き!?

THE DIGEST編集部

2022.01.18

 アルテタ監督は冨安だけでなく、CBベン・ホワイト、GKアーロン・ラムズデイルについても移籍金の高さがあったにもかかわらず獲得を猛烈にプッシュするなど、今夏の補強では的確な判断力を示したと、同メディアは評価する。そして、長期的な視野に立った強化という方向性を保ち続けることが重要だと主張した。

 アーセナルは現在、コロナ感染者に加え、怪我人、そしてアフリカネーションズ・カップ出場者によって戦力が不足している状態であり、今冬での補強が必要とされているが、冨安が君臨する右SBについても、彼が欠場した際の代役との実力差があまりに開きすぎていることが明らかになり、有能なバックアップの獲得が急務とされている。
 
 すでにエインズリー・メイトランド=ナイルズがローマにレンタル移籍し、セドリク・ソアレスにも退団の噂が流れており、このポジションのオプションは冨安の他にカラム・チェンバース(カラバオ杯のリバプール戦では序盤で負傷したセドリクに代わって好パフォーマンスを披露し高評価されたが……)しかいない状況で、アーセナルはノッティンガム・フォレストの21歳、ジェド・スペンスの獲得に向けて前進しているという(フォレストの専門メディア『NOTTINGHAM FOREST NEWS』より)。

 先日のFAカップでアーセナルと対戦し、敵の左SB(ヌーノ・タバレス、キーラン・ティアニー)に「恐ろしい時間を与えた」(同メディア)スペンスは番狂わせに貢献。「トミヤスのまともなバックアップとなるだろう」と同メディアも太鼓判を押した。なお、攻撃力の高い彼にはイタリアのインテル、ローマも関心を示しており、特に後者はジョゼ・モウリーニョ監督がトッテナム指揮時代にも獲得に動いたとのことだ。

構成●THE DIGEST編集部

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