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海外サッカー

久保建英の鮮烈FK弾に賛辞止まず!現地メディアは「最上級のゴール」「本物の芸術作品」と激賞

THE DIGEST編集部

2022.01.17

改めて、その能力の高さを示した久保。このままゴール量産と行きたいところだ。(C)Getty Images

改めて、その能力の高さを示した久保。このままゴール量産と行きたいところだ。(C)Getty Images

 現地時間1月15日、コパ・デル・レイ(国王杯)4回戦が行なわれ、マジョルカがエスパニョールを2-1で下して、10年ぶりのベスト8入りを果たした。

 昨季はセグンダ(2部リーグ)で熾烈な首位争いを展開し、またエスパニョールの監督ビセンテ・モレノは一昨季までマジョルカを率いていた(ルイス・ガルシア・プラサ現監督との確執も戦前の話題に)という、様々な因縁のある両チームの対決は、地元紙メディア『Ok Baleares』が試合前に「不平等な決闘」と表現したように、多くの怪我人を抱えたマジョルカが不利を予想されていた。

 しかし32分、ホームのマジョルカが久保建英の鮮やかなFKで先制し、60分にはCKをアブドン・プラツが頭で合わせて加点。2分後にDFラインを破ったハビ・プアドにゴールを許したものの、それ以上の追撃を許さなかった。
 
 ホームチームに貴重な先制点をもたらした久保は、ラ・リーガ第20節レバンテ戦に続いての先発出場で、イ・ガンインと交代する82分までプレー。16節アトレティコ・マドリー戦以来となる今季公式戦2点目を、ゴール右斜め前20数メートルの距離から左足を振り抜いて記録した20歳は、「本当に素晴らしいゴールでした」と自画自賛し、「とても良い練習をしていたので、誇らしい結果が出せると確信していました」「今日のようなプレーができれば、我々には様々な可能性があります」と、クラブ公式サイトで語っている。

 L・ガルシア監督は「クボがすぐに思い出させてくれた。私は以前に、直接FKを決めて試合に勝ったら、選手たちをバーベキューに招待すると約束していた。そのために、お金を残しておかなければならない」と明かし、「彼らは素晴らしい仕事を果たした。我々は勝利に値するチームだった」と、選手たちを称賛した。

 クラブ公式サイトは「クボのゴールは人々を驚かせた。直接FKからのゴールは、マジョルカにとって今季初のものである」と綴ったが、現地メディアもこの日本人選手の一撃を賛辞とともに伝えている。
 

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