専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
海外サッカー

カラバオ杯強行出場の冨安健洋、現地メディアからは“アーセナル加入以来最低“の評価

THE DIGEST編集部

2022.01.22

 日刊紙『Evening Standard』の採点もチームのスタメン11人の中では単独最低の「4」で、寸評では「復帰して信じられないぐらいに下手に見えた。気まぐれなパスと空中戦での積極性の欠如、そして1失点目ではジョッタに、あまりに簡単に打ち負かされた」と、こちらも非常に厳しい内容に……。

『INDEPENDENT』紙の採点は「5」で、「数試合の欠場の後、シャープさが不足しているようだった」と指摘。『THE SUN』紙は交代出場で退場処分となったトーマス・パーテイと並んでチーム最低タイの「3」を冨安につけ、「間違いなく困った存在だった。そして全体的に、ボールを持った場合もそうでない場合も、プレーは杜撰だった」と終始ネガティブに綴っている。

 サッカー専門メディアでは、『Squawka』は「先制点献上の場面ではジョッタによって混乱に陥り、試合全体でも同様の状態だった。復帰を急ぎすぎたようだ」として、守備陣で最低タイの採点「4」。『90min』も同様の採点で(こちらは守備陣単独最低)、寸評では「ジョッタにこてんぱんにやられた。概して色褪せたように見えた」とネガティブに評した。
 
『football.london』は採点「5」と他に比べて少し高いものの、寸評はこちらも厳しく、「いたるところで滑ったり、転んだりして、ジョッタの先制点では高い代償を支払うこととなった。後半は幾らか自信を取り戻したものの、バックからの速い攻撃を不能にしてしまったということで、やはり非難に値するプレーだった」と指摘している。

 最後にアーセナル専門メディア『PAIN IN THE ARSENAL』は「復帰したトミヤスにとって、非常に厳しい夜に。最初からペースが不足し、いつものフィジカル面の強さもなかった。100%どころか、70%の力も出せてなかったのは明らかだ。彼は苦しめられていた」と振り返り、採点はチーム最低タイの「4」だった。

 チームの窮状を汲んで敢行した強行出場は報われず、アーセナル加入以来、最も厳しい評価を受けることとなった冨安。逆に言えば、いかに彼がこれまで素晴らしいプレーを披露し続けていたかが窺えるとも言えよう。今回の雪辱も期待されるがが、その前に怪我とコンディションの完全回復が何よりも望まれる。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】冨安健洋の獲得を推した指揮官の方針を英紙が改めて評価!右SBのバックアップは屈辱の対戦相手から引き抜き!?

【関連記事】「オノはマドリーに行けた!」元フェイエノールト幹部が小野伸二の“黄金期”を回想「常に日本代表に招集されて…」

【関連記事】「色気がスゴイ!」韓国女子代表の女神、イ・ミナが披露した“大人の超ドアップ自撮り”に大反響!

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号