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海外サッカー

三笘薫の3発による「最もクレージーな逆転劇」も!ユニオンSGを首位快走に導いた「チャンピオンズ・ラック」発動の5試合を回想

THE DIGEST編集部

2022.01.27

 そして、「最もクレージーな逆転劇」と表現されたのが11節、スラントのホームゲームで、前半で2点をリードされ、さらに数的不利まで負うことになったユニオンSGは、ハーフタイムで三笘薫を投入。すると55分に正確なシュートで追撃のゴールを決めた日本のアタッカーは、76分にスルーパスで抜け出して逆転弾を放ち、90分には圧巻の長距離ドリブルから3人のDFを置き去りにして決勝のハットトリックを達成した。同メディアは「この時、誰もが今季ここで起こっていることは特別なことだと気づいた」と綴っている。

 12節オイペン戦は真逆の展開で、アウェーのユニオンSGが前半で2点をリードしたものの、75、77分と立て続けにゴールを許して追いつかれる。しかし、そのわずか2分後のキャスパー・ニールセンによるゴールが悪い流れを払拭したのだった。
 
 そして最後は20節のセルクル・ブルージュとのホームゲーム。再びスラン戦同様に序盤で2点を先取されたが、後半に反撃を開始し、57分に三笘(この試合はスタメン)が反応良く詰めて1点を返すと、75分には鋭いドリブルからのシュートがバルト・ニーウコープの同点弾に結びつく。さらに劇的かつ幸運だったのは、91分の決勝弾が相手の連係ミスによるオウンゴールだったことだ。同メディアは、これこそ「チャンピオンズ・ラック」が「わずかに」発動した結果だとしている。

 このように、チームとしての実力に加え、超自然的な力にも味方されている(?)ユニオンSG。同メディアは「幸運とタイトルの行方を予想することは不可能」と綴っているが、三苫がよりプレッシャーと重要性が増す終盤戦(プレーオフを含む)で神懸かったプレーでチームを牽引できるか、要注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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