専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
海外サッカー

“序列低下”の南野拓実、主力負傷により再びチャンス到来!? 多くの現地メディアは今夏の去就に言及

THE DIGEST編集部

2022.02.23

 リバプールはこの先、23日に順延となっていた19節リーズ戦、27日にチェルシーとのカラバオ・カップ決勝、3月2日にFAカップのノリッジ戦、5日に28節ウェストハム戦、8日にCLインテル戦、12日に29節ブライトン戦、16日に27節順延分のアーセナル戦、そして20日に30節マンチェスター・ユナイテッド戦というハードスケジュールを消化しなければならない。

 ジョッタとフィルミーノの復帰時期はまだ明言されておらず、また今後に向けてサラー、マネ、ディアスに多くの負担をかけることはできないことから、クラブ専門メディア『LIVERPOOL.COM』などは「ミナミノとディボック・オリギのいずれかがリーズ戦で出場する可能性が十分にある。前者の方が可能性は高いが、オリギは先週末のノーリッジ戦で復帰したばかり(62分から交代出場)だが動きはシャープに見えた」と「バックアップ組」の起用を予想した。
 
 南野については、セビージャからの関心が再び報じられ、また英国日刊紙『Daily Mirror』は来夏のクラブの大型補強のためにオクスレイド=チェンバレン、オリギ、ジョー・ゴメスとともに売却される可能性があると伝えている。また、元イングランド代表FWで現在はコメンテーターを務めるイアン・ライトは南野やオリギが今夏の退団の噂もあるサラー、マネの代役とはなり得ないとして「他の誰かが獲得されれば、この2人は移籍するだろう」との展望を示した(英国メディア『HITC』より)。

 このように、その去就については現地でも様々な憶測が飛び交っている南野。来季、彼の所属先がどこになるにしても、重要なのは彼が先日のインタビューで「現状に満足していない。ここで何かを成し遂げたい」と語ったように、チームのタイトル獲得にどのような形でも貢献することであり、それが彼自身の価値を高め、良い条件(リバプールにとっても)での移籍に繋がるだろう。彼の今後のキャリアにとって重要な時は、1月だけでなく、今も続いている。

構成●THE DIGEST編集部

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号