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海外サッカー

久保建英はアギーレ新体制下で厳しい立場に!? 地元メディアは「日本人は今夏に去る」とマドリー退団を予想

THE DIGEST編集部

2022.04.04

 さらに、同メディアは次のようにも厳しく評している。

「ラ・マシア出身の『日本のメッシ』と呼ばれたクボが、18歳になってスペインに戻った時、無料でマドリーに加入したが、以降サンチャゴ・ベルナベウに到来したマドリーの指揮官たちからは必要とされず、マジョルカ、ビジャレアル、ヘタフェでプレーしてきた。しかし、マドリーのトップチームの選択肢としては、いまだに所有元クラブに確信を持たせることができていない。

 まだ20歳と若く、マドリーに加わるレベルにないと断言はできないが、ペレス会長やクラブのスタッフらは、クボが本当に『日本のメッシ』としての特徴を持っているのだとすれば、すでにそれが前面に出ているはずだと考えた」

 その後も、クラブが見切りをつけたとして、「放出(レンタル移籍ではなく)すべき時が来たと考えられている。契約は来年6月まで残っているが、マドリーが売却を諦めれば、ガレス・ベイルらとともに、フリーでの放出リストに載ることになる」とまとめた。

 これに対し、スペインメディア『don balon』は、「マドリーは伝統的にW杯で活躍した選手を獲得する傾向があり、クボがリーガで最も才能のある選手のひとりだとレンタル先のクラブで示してきたが、さらにカタールW杯で、マドリーのドレッシングルームに入るに値すると証明する必要がある」と指摘している。

 先日は、マドリーの専門メディア『Defensa Central』が、「カルロ・アンチェロッティ監督のチームへの参加承認を得る選手はクボだ。彼がプロジェクトに参加するのに十分な資格があると、マドリーの全員が同意している」と真逆の報道が現地からなされていた。

 それぞれの真偽の程は定かではないものの、いずれにせよ今季残りのシーズンでの活躍なくして、明るい未来を切り拓くことは難しそうだ。その意味でも、アギーレ監督の今後の采配は気になるところである。

構成●THE DIGEST編集部

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