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海外サッカー

「驚異的」「美しい」多数の現地メディアが香川真司の先制アシストを絶賛も、本人は「ただのロングパス」と謙遜。去就については「バルサから…」

THE DIGEST編集部

2022.04.11

 そんな33歳に対し、現地メディアの評価は軒並み高く、日刊紙『Het Nieuwsblad』は「最初の11人に入った日本のスター選手は、原に向けての驚異的なロングパス」「最初の15分間でスタンダールは、香川がプレーするのを阻止しなければならないことを悟った」「香川は仕事をこなし、STVVのサポーターたちの心を鷲掴みにして、拍手喝采を浴びた」と、終始、ポジティブに報じている。

 他にも、スポーツ専門サイト『sporza.』は「彼のレベルはこの数週間で上がっており、日本のスーパースターは安定したパフォーマンスを発揮し、アシストを決めてみせた」として、この試合の最優秀選手にも選出。一方、サッカー専門メディア『VOETBALKRANT.com』は「香川の活気あるプレーに、スタンダールは全く反応できなかった」「美しいロングボール」、『voetbalnieuws.be』は「香川は数回、ハイレベルなプレーを見せた」と評した。

 そして『WALFOOT』は「香川は才能の高さを示した」と題した記事の中で、「ボールタッチ数は46回で、パス成功率は87%。特に先制点を生み出した決定的なパスは、彼がこの試合の最優秀選手に選ばれるのに相応しい、素晴らしいパフォーマンスだった」とべた褒めしている。
 
 ちなみに、『VOETBALKRANT.com』はライブ速報記事で、香川がロッコ・ライツと交代した際に「前半は好調も、後半はプレーに絡む機会が少なくなった香川が休息に入る。果たして来季も、黄と青のユニホームを着た彼に会えるだろうか?」と去就に言及していたが、試合後、香川は「STVVに留まるか? バルセロナからオファーをもらったら、そちらに行きます!(笑)。いや、STVVに残ります」と残留を宣言した。

 また、『voetbalnieuws.be』によれば、彼はコンディションを崩したくないため、オフもしばらくトレーニングを続けたいと考えている。そして、彼の大きな目標には、STVVでの活躍を経て、年末に開催されるカタール・ワールドカップの日本代表メンバーに選出されることだという。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】香川真司の「美しい」「驚異的」アシストパス! 原大智の先制点を引き出す

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