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海外サッカー

「関係者全員に有益な取引」ベンチ外が続く南野拓実、リバプール&新天地候補の両専門メディアが今夏の移籍を予測!

THE DIGEST編集部

2022.04.21

 クロップ監督は以前に、現在のFW陣の顔ぶれが今後も続くことはないと語り、南野やディボック・オリギらの退団の可能性を示唆したが、同メディアは一方で、指揮官が今後も同等の選手層を保つことを望み、南野レベルもしくはそれ以上の実力があって、まだ若くて控えの立場を受け入れやすく、価格的にも手頃な選手として、スパルタ・プラハで19歳にして早くも1部リーグ100試合出場(史上最年少での記録)を達成したチェコ代表FWのアダム・フロジェクを“後釜”候補に挙げた。
 
 また、リバプールは将来に向けてサラー、マネ、フィルミーノらベテランの域に達しつつある選手の後釜探しのため、バイエルンのドイツ代表FWセルジュ・ニャブリに関心を寄せているという噂も流れているが、こうした大物選手を獲得するにはまとまった資金が必要となるわけであり、ここからもやはり南野ら“余剰戦力”はマージーサイドを去るという結論に至ることとなるのだろう。

 では、気になるのが南野の新天地だが、冬の移籍市場でもオファーを出したリーズの専門メディア『Leeds All Over』は今夏の所属選手の去就や補強を特集した記事において、南野の獲得を予想。「1月にクリセンシオ・サマーフィルの代役候補とされていたが、夏にラフィーニャらが退団するとすれば、来季のリーズで南野が再び必要となる可能性がある。L・ディアス加入後、日本代表選手は彼のキャリアのためにも先に進む必要があり、これは関係者全員にとっても有益な取引となるだろう」と綴っている。

『LIVERPOOL.COM』からは、今季、出番に恵まれない状況でありながら、数少ないチャンスで結果を出し続けたことから、「価値ある贅沢品」と表現された南野。リバプールで挑戦を続けるのも素晴らしい道ではあるが、価値を認められているうちにより条件の良い環境を求めることは、より現実的で有効な選択肢と言えるだろう。果たして、残りのシーズン、そして夏の移籍市場でいかなる結論が下されるか、非常に興味深いところだ。

構成●THE DIGEST編集部
 

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