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海外サッカー

「唯一恥をかかなかった選手」アーセナルはライバルに惨敗も…冨安健洋に多くの現地メディアが賛辞! 採点7の高評価も

THE DIGEST編集部

2022.05.13

『INDEPENDENT』紙も「ケインへの素晴らしいブロックで0-1のスコアを維持した」としてチーム最高タイの「6」、『Daily Mail』紙はチーム単独最高の「7」を与え、「ケインに対する大きなブロック」と称賛。対して、『The Telegraph』紙は「左SBで試合をスタートし、途中でCBに移動。ケインのゴールを防ぐ素晴らしいブロックを披露」と、こちらもポジティブな記述だったが、採点は「5」に止まった。
 
 対して『THE Sun』紙は、守備陣ではアーロン・ラムズデイルに次ぐ評価の「6」だったが、寸評は「キーラン・ティアニーの不在により、不慣れな左SBでのプレーを余儀なくされ、ホールディング退場後に担ったCBでは、少しミスを犯したものの、役割を果たしてみせた」という、良い点と悪い点がともに挙げられている。

『EXPRESS』紙は「4」と厳しめだが、寸評は「デヤン・クルセフスキのクロスを防げなかったが、そのわずか数分後にはケインに対して重要なブロックを披露。ホールディング退場後はCBへの移動を余儀なくされ、そこでのプレーでは余裕を感じることはできなかったが、経験を考えれば予想の範囲内だった」と、ポジティブな記述も見られた。

 サッカー専門サイトでは、『90min』が「5」とチーム最高ながらも及第点に満たない採点だったが、「アーセナルでは唯一、恥をかかなかった選手」と綴っており、『football.london』は「ケインに対する奇跡的なブロックを含め、これまで通り守備では非常に強力。試合途中でCBにポジションを移すなど、その多様性を示した」として、こちらも採点はチーム最高タイの「7」を与えている。

 最後に、アーセナルの専門メディア『PAIN IN THE ARSENAL』は、ラムズデイルと同じ守備陣では最高採点ながらも「5」に止まり、「普段は落ち着いている冨安ですら、トッテナムのウイングバックの頻繁なオーバーラップには面食らったようだ」と、寸評ではネガティブな内容を綴った。

 なお、『The Guardian』紙はアーセナルの守備陣に負傷者が続出していることに言及し、「アルテタ監督は、新たにガブリエウを負傷で失い、冨安とグラニト・ジャカを守備ラインの中央に置いて試合を終えた。ティアニーもすでにアウトとなっており、アーセナルの守備陣には危機が迫っている」と懸念。今季、長く右SBに固定されてきた冨安だったが、残り2試合では異なるポジションで、重要な役割を担うことになるかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部

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