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海外サッカー

「センセーショナルだ」古橋亨梧の最終戦での“2つのファインゴール”を英メディアも絶賛!「楽しさに満ちたフィニッシュ」

THE DIGEST編集部

2022.05.16

 英国の日刊紙『The Guardian』が「フルハシが閃光を放った」と報じれば、スコットランドの日刊紙『THE SCOTSMAN』は「いきなりゴールを決め、ファンを総立ちにさせて始まった彼のシーズンが終わった。ボレーによる2点目は彼のシーズンのフィナーレに相応しいものだった」として、採点では10点満点でチーム最高の「9」を与えた。

 スポーツ専門メディア『90min』も、チーム単独最高の「9」で、寸評では「2つの素晴らしいフィニッシュを決め、ファーストシーズンで20得点の大台に乗せた。前半で仕事を終えたため、早々にベンチに退いた」と記述。

 これを上回る採点をつけたのは、日刊紙『SCOTTISH DAILY EXPRESS』の「10」点満点(他にもジョッタも)で、「前半はジョッタと素晴らしい連係を披露。相手GKを粉砕するフィニッシュで先制点を挙げ、ラルストンの浮き球から素晴らしいシュートでゴールをこじ開けた」と報じている。

 このように、メディアから絶賛された日本人ストライカーに対しては、クラブのレジェンドも賛辞を惜しまず、1999年から2006年までセルティックに所属し、4度のリーグ優勝を含む10個のタイトル獲得に貢献した元ブルガリア代表MFのスティリアン・ペトロフは、『Sky Sports』で以下のように語った。
 
「キョウゴはゴールがどこにあるのかを知っており、シーズンを通して際立った活躍を見せた。1点目の時でさえ、GKがどこにいるのかを把握し、どこにスペースが空いているかを分かっていた。タイミングも完璧だ」

 クラブのレジェンドにも畏敬の念すら抱かせる古橋。ピッチ上では精力的に動き回って、常に相手に脅威を与え続けた男は、一方でマザーウェル戦の後、移動のバスの中でもお祭り騒ぎのメンバーとは対照的に、疲労のせいかテーブルに突っ伏して眠りに落ちたところを、チームメイトのリエル・アバダに撮影され、「起きろよ、フレンド。俺たちはチャンピオンだぜ」との文章とともにSNSで公開されるなど、愛される存在である一面も改めて披露したのだった(日刊紙『THE SCOTTISH Sun』より)。

構成●THE DIGEST編集部

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