これは、同国のニュースメディア『ITALY24NEWS』が報じたもので、ほとんどのイタリア人はこの件を自国とは全く関係のない事件と捉えており、関心を示した人も「2002年(日韓大会)に我が国をW杯から追放した審判(バイロン・モレノ氏)の母国が、20年後に出場権を剥奪されるのはまさに“カルマ”だ」とSNSで綴っているぐらいだが、それらとは異なる投稿もわずかに見つかっているという。
「この件について、南米サッカー連盟(CONMEBOL)はもっとしっかり調査をするべきだが、沈黙を保っている。ならば、FIFAが反応し、南米に出場枠1剥奪のペナルティーを与えるべきだ。そして、その枠は現時点で出場権を有していないFIFAランキング最上位国、つまりイタリア(6位)に与えるべきだ。彼らは欧州王者でもある」というもので、同メディアは「もちろん、大多数の国民はこのような“奇跡”は全く期待していない」と強調している。
また、この事件と直接結びつけているわけではないが、先日、各国のジャーナリストの中には、ウェールズに敗れて出場権を得られなかったウクライナをW杯に出場させるべきと主張する者も少なくない。英国の日刊紙『INDEPENDENT』のコラムニストであるアラン・ハバード氏は「FIFAはウクライナにW杯のワイルドカードを与えるべき」、同国のサッカー専門メディア『Football Insider』のキース・ハケット氏も「今からでも、FIFAにはウクライナがW杯でプレーできる方法を見つけてあげてほしい」と懇願している。
すでにコロナ禍やロシアのウクライナ侵攻による混乱に見舞われているカタールW杯だが、この一件で最後となるか? そして、11月からの本大会にはどのような顔ぶれの32か国が集うことになるのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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「この件について、南米サッカー連盟(CONMEBOL)はもっとしっかり調査をするべきだが、沈黙を保っている。ならば、FIFAが反応し、南米に出場枠1剥奪のペナルティーを与えるべきだ。そして、その枠は現時点で出場権を有していないFIFAランキング最上位国、つまりイタリア(6位)に与えるべきだ。彼らは欧州王者でもある」というもので、同メディアは「もちろん、大多数の国民はこのような“奇跡”は全く期待していない」と強調している。
また、この事件と直接結びつけているわけではないが、先日、各国のジャーナリストの中には、ウェールズに敗れて出場権を得られなかったウクライナをW杯に出場させるべきと主張する者も少なくない。英国の日刊紙『INDEPENDENT』のコラムニストであるアラン・ハバード氏は「FIFAはウクライナにW杯のワイルドカードを与えるべき」、同国のサッカー専門メディア『Football Insider』のキース・ハケット氏も「今からでも、FIFAにはウクライナがW杯でプレーできる方法を見つけてあげてほしい」と懇願している。
すでにコロナ禍やロシアのウクライナ侵攻による混乱に見舞われているカタールW杯だが、この一件で最後となるか? そして、11月からの本大会にはどのような顔ぶれの32か国が集うことになるのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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