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日本代表

ガーナ戦完勝の日本代表を海外各国のメディアはどう評価した? 「最もシャープなプレー」「完璧なシナリオ」

THE DIGEST編集部

2022.06.12

 同じく専門サイトの『GHANA SOCCERNET』は「『ブラックスターズ』が『ブルーサムライ』に打ちのめされた」と試合をレポートし、アッド監督の「日本が強かったことを認める」「日本はチーム全体が良かった。誰かひとりの選手の名前を挙げるのは難しい。とても良いチームだった。ペナルティーエリアの中にクロスが次々と送られ、我々は最後のところで止めることができなかった」とのコメントを紹介している。
 
 アフリカ・サッカーの専門サイトでは、『AFRIK FOOT』が「日本がガーナを凌駕」とレポートし、ガーナの視点に立って「カタール・ワールドカップでは、別のアジアの国である韓国の他、ポルトガル、ウルグアイと対戦するが、この敗戦から何かを学ぶことを望む」と記述。『Afrique Sports』は「久保が決定的な仕事を見せ、日本がガーナを粉砕」「レアル・マドリーの才能と三笘の功績により、日本にとっては完璧なシナリオとなった」と振り返っている(「ガーナにとっては“危険な旅”になった」とも)。

 A代表17戦目にして初ゴールを奪った久保については、彼が今季所属したマジョルカの地元紙『Ultima Hora』が「久保が日本でパーティーに参加」と、マドリーからレンタルされた選手のゴールを報じるとともに、日本については「日本は秩序と支配を維持する方法を知っていた」とポジティブに評価。サッカー専門メディア『VAVEL』は「久保は日本代表の素晴らしい独創性だ」と賛辞を贈っていた。

「マドリーに所属する“宝石”は素晴らしいプレーを見せたが、彼は三笘のプレーに感謝しなければならない」と綴ったのは、ブラジルの総合メディア『globo』。毎回、日本の試合を詳しく報じている同メディアは、「守備面での良い試練とされたブラジル戦の後、日本はスタメンを9人入れ替えて攻撃モードに戻った」として、「“サムライ”にとっては攻撃面の適切なテストだった」と評価している。

 そして全選手&監督の採点では、三笘に「7.5」の最高点を与え、「まっすぐに進んだクロスで2点目のゴールを決め、美しいパスで久保にゴールを提供」と、その功績を称えてこの試合のMVPに選出。これに、久保、堂安律が「7」で続き、遠藤航、伊東純也、そして森保一監督が「6.5」と、それぞれ高評価を受けた。

構成●THE DIGEST編集部
【動画】アフリカの雄を4-1で粉砕! ガーナ戦ハイライト

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