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日本代表

南野拓実に関心のアタランタ、強敵揃いの争奪戦にも勝機あり!? 一方で日本人選手の心情吐露にファンは「心が痛い」

THE DIGEST編集部

2022.06.22

 英国のサッカー専門サイト『TEAMtalk』は、アタランタが南野に関心を示した背景に、同クラブが今年3月にチーフスカウトとして招聘したリー・コンガートンがプレミアリーグ市場での経験が豊富である他、このウェールズ人の元サッカー選手がかつてリバプールでジェラール・ウリエやラファ・ベニテスのアシスタントコーチを務めていたことを挙げており、これを利用してイタリアのクラブは「レッズ」にアプローチしていくものと思われる。
 
 それでも、ここで紹介した各メディアはいずれも、現時点ではモナコが南野獲得のポールポジションに位置していると報じており、ここからライバルチームがいかなる巻き返しを図るかが興味深いところだ。

 南野に関しては、彼が今月の代表ウィーク中に「選手として出場機会が少ないのは悔しい。悔しさのモチベーション、怒りのモチベーション……常にそういう気持ちと向き合いながら練習や試合をしていた」「僕が出る試合は(国内カップ戦が中心で)興味を持たれない試合が多かった。結果を残しても、別に反響があるわけでもなく……」と今季のリバプールでの日々について語ったことが改めて注目を集め、多くの海外メディアが、これを彼の今夏の移籍を裏付けるものと捉えている。

 そんな中で、英国のスポーツ専門サイト『sportskeeda』は、カラバオ・カップとFAカップでチーム得点王となって二冠に大貢献した日本人選手の告白を受けての、リバプール・ファンによる「心が痛い」「彼に申し訳ない……」「南野に同情する。彼はレギュラーに値する選手」「彼は年間30試合以上プレーできるチームに行く価値がある」「リバプールでは、コロナもあって最初からうまくいかなかった。復活のためのクラブを見つけてほしい」「今季最高の選手のひとりだったのに、残念だ……」といった、SNSでの反応を紹介した。

 前述の『TEAMtalk』は、「27歳の今、南野はキャリアの最盛期を迎えており、新天地で自身の力を証明する時が来た」との一文で記事を締めているが、移籍が既定路線と見られている日本代表アタッカーが今夏、どこで新たな挑戦を開始するのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部
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