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日本代表

野心を覗かせるセリエA昇格クラブ・モンツァが吉田麻也に興味を示すワケとは? クラブ専門メディアの見解は――

THE DIGEST編集部

2022.06.24

 そんな中、イタリアのスポーツ紙『Gazzetta dello Sport』など複数メディアが、サンプドリアとの契約が切れ、今後の去就が注目される日本代表キャプテンの吉田麻也もモンツァのターゲットとなっており、「近日中に両者の代表者たちによって合意に達する可能性がある」と報じた。
 
 初のセリエAということで、経験豊富な選手を欲しているガッリアーニCEOにとって、2020年のイタリア上陸以降、同リーグで72試合に出場した日本人DFは、十分に魅力のある存在だと言えよう。当の吉田は昨季、序盤こそ不動のCBとして君臨するも、1月の怪我による戦線離脱を境にパフォーマンスが低下、オウンゴールや守備でのミスで批判を受けることもあり、現地メディアから衰えを指摘されることもあったが、本人は「高いレベルでプレーを続けたい」との意思を示していた。

『FORZA MONZA』は「サンプドリアとの契約延長がならなかったことで、吉田がラノッキアとコンビを組む可能性がある。今夏で34歳となる日本人は、ストロッパのチームにセリエA(72試合)、代表チーム(119試合)で積んだ経験を還元できるだろう」と早くも期待を寄せ、同じくクラブ専門サイト『TUTTO MONZA』は「吉田獲得のオペレーションはほぼ完了した」と伝えた。

 今回の報道には、Jリーグのヴィッセル神戸や古巣である名古屋グランパスの他、中東のクラブなども新天地候補として挙がっていた吉田。日本代表としては、先日のチュニジア戦では評価を下げることとなったが、自信を取り戻して11月のカタール・ワールドカップに臨むためにも、再びパフォーマンスを上げられるような好環境を得たいところだが、それが野心に満ちたカルチョの昇格クラブとなるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部
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