対して、板倉はマンCが移籍金を吊り上げたことで破談との報道もあった後、改めて古豪クラブ入りが決定。ボルシアMGのローランド・ヴィルクスSDは、「コウは、信じられないほど強く、戦術的な規律を持っており、6番(中盤)も含めた複数の守備的ポジションをこなせる。他にも幾つか選択肢があった彼が加入してくれたことに、喜び以上のものを感じている。我々の計画を実現するための、重要な役割を彼が果たすはずだからだ」と、新戦力に期待を寄せた。
地元紙『Rheinische Post』は、昨季シャルケでブンデスリーガ昇格に大貢献した日本人DFについて「ゲルセンキルヘンで最も重要な選手のひとりであり、ファンの心を掴んだ」と称賛し、「昨季は最初、デュエルの強さ、思い切りの良いタックル、そしてクリーンなテクニックを備えたCBとして見る者に感銘を与え、終盤は守備的MFで起用されると、そこでもさらにチームに刺激を与えた」と振り返っている。
そして、新天地では「主にディフェンスラインの前のポジションで起用される予定であり、単独、もしくはダブルボランチの一角でプレーするだろう。ゆえに、クリストフ・クラマーとポジションを争うことになる」と展望。2021-22シーズンは18チーム中3番目に多い失点を喫したボルシアMGで「すぐに守備を強化し、安定感をもたらすことが期待される」とし、「シャルケでは、それに必要なスキルを持っていることを証明している」と信頼を寄せた。
ブンデスリーガの公式サイトでは、「プレーエリアが広く、速さがあり、守備を簡単に見せる。右利きだが、左側のセンターハーフとしてもプレーできるほどボール扱いが上手く、元トッテナムで現ベンフィカのベルギー代表、ヤン・フェルトンゲンにスタイルが似ている」と評された板倉。他にも『BILD』紙からは「(ボルシアMGの)ダニエル・ファルケ監督は、夢のような6番を手に入れた」、サッカー専門誌『Kicker』からも「多才な守備的選手」と賛辞を贈られている。
スポルティングといえば、ポルトガルの国内リーグで19回の優勝を飾っている名門であり、パウロ・フットレ、ルイス・フィーゴ、シモン・サブローサ、リカルド・カレスマ、そしてクリスチアーノ・ロナウドというスター選手を輩出したことでも知られる。また、ボルシアMGは1970年代にベルティ・フォクツ、ギュンター・ネッツァーら名手を擁して5度ブンデスリーガを制し、1977年にはアラン・シモンセンというバロンドール受賞者を生み出した。
こうした、歴史と伝統と実績を備えたクラブで新たなキャリアを積むことになった2人の日本人選手が、ここでどれだけの結果を残し、何を得られるのかが非常に興味深く、また楽しみである。
構成●THE DIGEST編集部
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そして、新天地では「主にディフェンスラインの前のポジションで起用される予定であり、単独、もしくはダブルボランチの一角でプレーするだろう。ゆえに、クリストフ・クラマーとポジションを争うことになる」と展望。2021-22シーズンは18チーム中3番目に多い失点を喫したボルシアMGで「すぐに守備を強化し、安定感をもたらすことが期待される」とし、「シャルケでは、それに必要なスキルを持っていることを証明している」と信頼を寄せた。
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