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海外サッカー

久保建英の去就問題は今週中に決着と現地報道! いまだ獲得狙うソシエダに対してマドリーの新たな要求は!?

THE DIGEST編集部

2022.07.13

 現在は国内でトレーニング中のマドリーは、間もなくアメリカ西海岸ツアーに出て、バルセロナ、クラブ・アメリカ、ユベントスと親善試合を行なう予定となっているが、サッカー専門サイト『FICHAJES.FUTBOL』は、今週中に久保とレイニエールの去就を決定する意向であると伝えており、バルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』によれば、久保は米国には同行せず、新たな契約に向けて準備することになるという。
 

『MUNDO DEPORTIVO』紙はまた、久保を手放したくないマドリーが、他の選手との組み合わせなどのオプションも含めて、今でも最良の解決策を探っていると報道。一方で、「久保が昨季、30試合出場で2得点という残念な記録に終わったことで、彼に関心を寄せているクラブは、他にオサスナ、マジョルカなどであり、選択肢は少ない」とも指摘している。

 イサクの件は、昨季は今ひとつの結果に終わったとはいえ、3シーズンにわたって前線に君臨してきた22歳の長身FWを放出してまで、実力未知数の久保をソシエダが獲得するかは甚だ疑問ではあるが、『MUNDO DEPORTIVO』紙は同クラブが先日、10年以上続けていたフォルクスワーゲンとのスポンサー契約を終え、新たにトヨタと提携することを発表したことに言及し、さらに久保が加わることで得られる商業的な効果の高さを強調する。

 さらに、新シーズンのソシエダの試合で14時開始(日本時間では21~22時開始)に設定されているものが多いことも、久保やイ・ガンインを擁した昨季のマジョルカ同様の意図が含まれていると同メディアは見ている。

 果たして、この非常に難しい状況の中で、現地報道の通り、今週中に結論は出されるのか。そして、久保が何色のユニホームを身に纏うことになるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部
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