起用法に対しては、「客観的に見て、右ウイングが最適だと思いますが、中央でもやれます。まだ、監督（イマノル・アルグアシル）とは話をしていませんが、言われればどこでもやります。水曜日（20日）にチームに合流し、感覚を取り戻せればと思います」と語り、ともにプレーしたい選手を訊かれると、「幾らでも挙げることができますが、例えば、対戦した時に苦しめられた（マルティン・）ズビメンディ選手です」と回答している。
 
　今季については「結果にこだわりたい」「カタール・ワールドカップ前に２点、３点とゴールを奪って勢いに乗りたい」と抱負を語った久保。他にも、３人の友人のひとりがダビド・シルバのファンであること、そして彼らが美しい街で食事も美味しいサン・セバスティアンを訪れたがっていることを明かした。

　ようやく所属チームが決まり、厳しい競争の世界に再び身を投じる若い日本人選手が、白と青のストライプのユニホームを身に纏い、厳しいものとなった過去２年間の鬱憤を晴らすとともに、大きな飛躍を遂げられるかが楽しみである。

構成●THE DIGEST編集部
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