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海外サッカー

「夢のようなゴール」「魔法」「完璧」…堂安律の鮮烈FK弾にクラブ、リーガ、現地メディアが続々と賛辞!

THE DIGEST編集部

2022.08.02

  また、現地メディアもこの一撃に高評価を与え、日刊紙『BILD』は「延長戦になって新加入の堂安が本領を発揮。25メートルの距離から日本人は壁を越して右ポストの内側に決めた」と報じ、ラウテルンの長距離弾に続く「第2の夢のゴール」と表現。ただ、2部チーム相手に長く得点を奪えなかったことで、「(堂安ら)3人の新顔が攻撃陣にいたにもかかわらず、相手に脅威を与えられなかった」とも綴り、「幸運な勝利」と皮肉っている。

 サッカー専門誌『Kicker』は「堂安のFKがPK戦を阻止」「ブライスガウアー(フライブルク)は堂安の決定的なゴールによって延長戦で2-1とリードし、ラウテルン相手に敗戦を免れた」と報じ、日本人選手がチームの救世主になったことを強調した。
 
 南西ドイツの放送局『SWR』は、堂安の左足を「魔法の足」と名付け、「集中した後、短い助走からヒットされたボールは、懸命に飛んだ相手GKを過ぎてゴールに入った」とレポート。そして同メディアは、その場面がこれまでFKキッカーを務めていたグリフォの“既視感”であるとし、「PSVから加入した日本人選手により、フライブルクは明らかに攻撃面で別の選択肢を手に入れた」と指摘している。

 スポーツ番組中心の放送局『SPORT1』は「ベッツェンベルク(ラウテルンの本拠地の愛称)で3万8317人の前で、ローランド・サライ(1点目の得点者)と堂安は、ドイツ年間最優秀監督に選出されたばかりのクリスティアン・シュトライヒのチームの、名誉を挽回してみせた」と報じた。

 最後に、フライブルクの地元紙『Badische Zeitung』も「ヨーロッパリーグに出場するチームを、日本人選手が救った。フライブルクは再び、ベルリンに行進することを夢見続けることができる」「(先制を許して苦しみ続けたフライブルクが)終盤で同点とし、延長戦の堂安のFKで“復讐”を果たした」と報じ、新助っ人の美技を「堂安の魔法のFK」と呼んで称賛している。

構成●THE DIGEST編集部
【動画】堂安律の27メートル鮮烈FK弾!

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