そのバスク外からの助っ人である日本人の久保とガリシア地方出身のメンデスは、新たな仲間であり、マドリードのスポーツ紙『AS』からは「久保とブライスは、早くもラ・レアルで効果を発揮」と評されている。一方でこの２選手は、同じポジションを争うライバルの関係でもあるが、セルタから加入した25歳のスペイン代表アタッカーは、サッカー専門メディア『El Desmarque』で、改めて久保との関係性や彼への印象を、以下のように明かした。
  「僕がサン・セバスティアンに到着したばかりで、まだ住む家が見つかっておらずホテル暮らしだった時に、彼がソシエダに加入してきた。それで僕は彼に、トレーニングやそれ以外のことでも、何が必要かを訊いた。僕は自家用車を持っていたので、彼は問題なく僕を頼れるようになった」

「彼は自分の国で多くの影響を与えている、“メディアプレーヤー”だ。レアル・マドリーからやって来たのだから、そのような力を持っているのも当然だ。非常に陽気で、フレンドリー。そして、とても謙虚だ。普通に振る舞い、常にベストを尽くしている」

　このように、特別な存在感を示しながらも、チームメイトたちとは好関係を築いていることを窺わせる久保。間もなく開幕するラ・リーガにおいて、新たなチームでどれだけの影響力を示すことができるかが注目される。

構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】「１対１で衝撃的」久保建英にソシエダ同僚は好印象！ピッチ外での影響力には現地メディアも驚愕

【関連記事】「まさに凄腕！」 三笘薫、移籍後初スタメンのプレーに現地衝撃！ 同僚や指揮官からの期待もうなぎのぼり

【関連記事】「スナイパー」今季初公式戦で２発の鎌田大地に賛辞の嵐！ ボランチでも「パスミスがない」「説得力がある」と現地紙は太鼓判