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海外サッカー

「強いハートと優れた足」マドリーを脅かした鎌田大地を各国メディアが絶賛!決定機逸には「言うは易く行なうは難し」と強調

THE DIGEST編集部

2022.08.12

 最初は2列目、マリオ・ゲッツェ投入後にはボランチに下がった鎌田のプレーについては、スペインのメディアが高い評価を示しており、マドリードのスポーツ紙『MARCA』は、彼をこう称賛している。

「フランクフルトがバイエルン戦(ブンデスリーガ開幕戦で1-6の大敗)とは違うチームだったのは、メンバーにカマタが入ったからだ。カタール・ワールドカップではスペイン代表のライバルとなる日本代表の一員である彼は、まるでハエを払いのけるかのように相手の守備を突破する、疲れ知らずの選手だ」

「彼がクルトワとの1対1を決められなかったのは事実だが、以降も彼は走ることを止めなかった。マドリーは、カマタに対して大いに注意を払っていた。彼にとっては強大な相手ではあったが、それでもカマタは強いハートと優れた足を見せつけた」

 また、同じくマドリードのスポーツ紙である『AS』では、マドリーの各選手の評価の中で、例の失点のピンチに関連してカマタの名前が再三登場。セーブしたクルトワは言うまでもなく、アラバの項目では「前半はカマタが良く、フェルラン・メンディとアラバが彼を見失ったため、エデル・ミリトンが2つの場所をカバーすることを強いられた」といった記述が見られ、鎌田の存在感の大きさがここからも窺える。
 
『CBS』からも「カマタはドリブルの楽しさを見つけた。チームとは意思の疎通がとれている」と評された26歳。チームの勝利には結びつかなかったものの、攻撃ポジションでは相手にとって最大の脅威となり、ボランチとしても安定したプレーを披露した彼の90分間は、見る者に十分な感銘とインパクトを与えたようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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