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海外サッカー

「ほとんど“目に見えない”」仏デビューの南野拓実に現地からは最低評価も。指揮官は「自身を解き放っていない」と指摘

THE DIGEST編集部

2022.08.22

 サッカー専門サイト『FOOT MERCATO』のフランス版は、4分のプレーを「ヴァンデルソンのクロスを受けたミナミノは、寄せてきたヨナタン・グラディットをソンブレロ・キックでかわそうとしたが、十分な速さでフォローアップできずにボールを失った」と報道。56分のアレクンサンドル・ゴロビンとの交代時には、「ほとんど“目に見えない”ミナミノは、ゴロビンに道を譲った」と記し、存在感がなかったことを示した。

 また、モナコの日刊紙『monaco-matin』は、「ゴロビンに代わってスタメンに名を連ね、リーグアンでの第一歩を踏み出したミナミノだが、輝くことができなかった。この日本人選手はまだ、自分のフォームを探している」と酷評。なお『LA DIAGONALE』は、『monaco-matin』が南野に10点満点の採点でチーム最低タイの「2」、スポーツ紙『L’EQUIPE』がやはり「2」としたことを報じている。
 
 また、同サイトはモナコの全選手を評価しており、南野については「何度か良いポジションに身を置いて、前半に大きなゴールチャンスを掴んだ。活発に動いたものの、技術的にはまだ正確性に欠けており、フィジカル的にも、まだ本来のレベルには達していないようだ」と厳しく評した。

 ここまで公式戦3試合に出場し、勝利に結びつくような働きが見せられていない背番号18。加入時の期待が高かったこともあり、風当たりが強くなってきているが、ゴールやアシストといった目に見える結果をできるだけ早く出したいところ。次節は最強の敵パリ・サンジェルマンと敵地で対戦するが、ここで悪い流れを変えられるか、要注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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