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海外サッカー

「レバンドフスキ離脱は何ら害を及ぼさなかった」新生バイエルンが公式戦4試合で20得点の新記録樹立!「さらに強くなった」の声も

THE DIGEST編集部

2022.08.24

 毎シーズン40点を生み出していたゴールマシンが離脱した後のチームの、予想外の姿とも言えるが、一方でバイエルンにレバンドフスキのような長身CFを置いてのサッカーはユリアン・ナーゲルスマン監督のスタイルには合わないとの指摘は以前からあり、この決して驚くべきものではないという見方も少なくはない。
 
 では、バイエルンがいかにしてレバンドフスキの穴を埋め、さらにおまけがつく状態を生み出したかが気になるところだが、リーガ公式サイトがまず挙げたのは、リバプールから加入した新FWサディオ・マネが早々に機能していること。彼はフランクフルト戦で1点、ボーフム戦で2点を挙げており、また彼はレバンドフスキが務めていたPKキッカーの役割も引き継ぎ、ボーフム戦ではしっかり役割を果たしている。

 また、他の攻撃選手も「最高の状態にある」と同メディアは称賛。「ジャマル・ムシアラ、セルジュ・ニャブリ、トーマス・ミュラーは最初の2試合で輝きを放ち、全員がゴールを決めた。キングスレー・コマンも出場停止処分明けのボーフム戦、最高のパフォーマンスを披露してオウンゴールを誘発。そして、スタメンに名を連ねたリロイ・ザネも素晴らしい先制ゴールを決めた」と各選手を評し、ナーゲルスマン監督の「この試合の後では、来週、誰をプレーさせるかを決めるのは簡単ではない」という充実のコメントを紹介した。

「チームとして印象的なパフォーマンス」を発揮しているチームの充実ぶりを、同メディアは「レバンドフスキ退場以降、さらに強くなった」「彼の離脱は、ドイツ王者に何ら害を及ぼさなかった」と、昨季までの絶対的点取り屋の存在を引き合いに出して強調しているが、次節(8月27日)に早くも迎える、ボルシアMGとの首位攻防戦が、よりバイエルンの強さを引き立てることになるのか。絶対王者の新たな歴史の創成から目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部
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