サッカー専門誌『Kicker』は、「初の勝点３奪取に向けて、フランクフルトは、ムアニ、リンドストローム、ソウ、鎌田、そして他のドイツ人選手という、際立った選手をピッチに並べた」「鎌田はラファエル・ボッレをベンチに押し込んで、攻撃的な３人の列の左サイドを引き継いだ」と綴り、鎌田の動きを「神出鬼没」と表現し、これによって多くのチャンスを創り出したと報じた。
  　フランクフルトの地元紙『Frankfurter Rundschau』は、全選手を評価する記事の中で、ムアニ、ゲッツェ、セバスティアン・ロデとともに鎌田を最高ランクに選び、寸評では「ムアニやゲッツェに劣らず、すぐにプレーに絡み、開始から90秒で最初の危険なヘディングシュートを放った。プレーの柔軟性は変わりなく、ムアニの同点ゴール、ソウの４点目をお膳立て。喜びに満ちたプレーは素晴らしく、これぞサッカーの楽しみ方だ」と、娯楽性に富んだパフォーマンスに最高レベルの賛辞を贈っている。

　最後に、同じく地元紙『Frankfurter Allgemeine Zeitung』の各選手評価記事でも、背番号15は「チームの２点目、４点目のお膳立てで、個人的なポイントを稼いだ。もしブレーメンのゴールをイリ・パブレンカが守っていなかったら、開始２分で鎌田はゴールを祝っていたかもしれない。また19分にも、オフサイドで取り消されたものの、彼はゴールに近づいた」と高評価を下された。

構成●THE DIGEST編集部
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