日刊紙『LE FIGARO』も、先制場面を「伊東からバログンへのキャビアのようなクロスにより、ランスは敵地で自信に満ちたスタートを切った」と伝え、その後に「キツネのようにゴール前で押し込んでゴールを決め、直後に妥当なレッドカードを掲げられた」と続けられている。
 
　続いて、サッカー専門サイト『Madein FOOT』は、伊東をマン・オブ・ザ・マッチに選定。「56分の退場で試合を台無しにする可能性があったが、その前の55分間で日本人選手は堅実なプレーを披露。パートナーのバログンに対して非常に巧妙なアシストを決め、自身唯一の枠内シュートをネットに押し込んだ。ランスの経営陣がなぜ彼に多額の投資をしたのか、その理解が深まっていることは間違いない」と、その理由が明かされた。

　他では、スポーツ専門放送局『EUROSPORT』は「伊東は笑いから涙に変わった」と、彼の56分間を表現、サッカー専門サイト『SO FOOT.COM』は「退場するまで、日本人選手は試合の主役だった」と称賛、そしてランスの地元メディア『sportclub-reims』は「伊東とバログンのデュオがランスに勢いを加えた」「54分、日本人のファーポストでの“勝利”が一時的な安堵をチームに与えたが、その２分後に制御不能な“罪”によって異論のないレッドカードを掲げられた」と伝えている。

構成●THE DIGEST編集部
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