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ベンゼマのバロンドール受賞を先人たちも称賛! GKクルトワは同僚を祝福も選考に皮肉と不満…スペイン紙は不運なイレブンを選定

THE DIGEST編集部

2022.10.20

 彼は185センチ・81キロという身体を最高の状態に保つため、栄養系微生物学を専門とする管理栄養士を雇い、食材は魚をより多く取り入れて、自然の調味料、特にココナッツオイルを使用し、主に蒸して調理。また、藻類を摂り、試合日以外な炭水化物、精製糖の消費を大幅に減らしている。また、クリスチアーノ・ロナウドやリオネル・メッシにも料理を提供しているシェフのアルベルト・マストロ・マッテオ氏を頼り、健康的で軽めながらも、美味の料理を日々口にしているという。
 
 また食事だけでなく、トレーニングにおいても、チームとして行なうものだけではなく、自宅に設けたジムで、日々少なくとも2時間は身体づくり、コンディション調整に励んでいる。近年は除脂肪体重を減らし、他の筋肉をつけることで、34歳の肉体はよりスピードをと、安定感を増すこととなったと、同メディアは説明した。

 このように、たゆまぬ努力と優れたサッカーのセンスとテクニックによって、ピッチ上で結果を残し続けて、このたび大きな勲章を手にしたベンゼマ。その受賞は誰にも異論のないものに見えるが、彼のチームメイトであり、今季も抜群の反射神経による神懸かり的なセービングの連発で、タイトル獲得に貢献したGKティボー・クルトワが、ベンゼマの受賞を祝福しながらも、同賞の選考については、彼らしい皮肉を込めたコメントを発している。

「ゴールを守るより、ゴールを決めることの方が良いことらしい。GKがバロンドールを勝ち取ることは不可能だろう。受賞するために、これ以上何ができるのか分からない。(中略)投票は様々なジャーナリストが行ない、その中にはサッカーをあまり理解していない者もおり、またGKの存在を忘れている者もいる。私は今後もGKが受賞に相応しいと思われるよう頑張るし、いつかGKがより偉大な賞を手にできることを願っている。ゴールを守ることは、ゴールを挙げるのと同じ価値がある」
 
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