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日本代表

「大会のサプライズマシン」再び大番狂わせの日本代表に各国から賛辞止まず! ブンデス公式は8強入りに太鼓判!【W杯】

THE DIGEST編集部

2022.12.03

 ジャイアントキリングの犠牲となったスペインの日刊紙『El Pais』は、世界中で人気の日本のサッカー漫画『キャプテン翼』を引き合いに出し、「日本はもはや、『オリベル・イ・ベンジ』(スペイン版のタイトル)だけではない。欧州でプレーする選手たちは、この空想の世界から脱却しようとしている」として、アジアの国が漫画の世界を超えて大きな前進を遂げたことを示した。
 
 対して、最終戦でコスタリカ相手に4-2で意地の勝利を飾るも、2大会連続グループリーグ敗退の屈辱を味わうこととなったドイツの日刊紙『Suddeutsche Zeitung』は、大部分の時間帯で守りの姿勢を貫いた日本に対してやや皮肉を込め、「森保監督は合気道の大ファンに違いない。彼が敷いたフォーメーションは守りの武道に対する純粋なオマージュであり、それは相手の攻撃を封じる者である一方で、自らは攻撃することは不可能というものだった」と指摘している。

 同メディアによれば、「それはスペインにとって、アドベントカレンダーのチョコレートのように甘いものだった」であり、実際に日本はビハインドを負うことになったが、「ハーフタイム、ロッカールームで日本人同士が話し合った後、試合は根本的に変わった。彼らが用意したプラリネ(欧州のチョコレート菓子)には、毒が満ちていた」。

 そして逆転に成功すると、「日本人は再び合気道に夢中になった」と綴った同メディアは、「ドイツはよりエキサイティングな試合を展開したが、その一方で日本とスペインは得失点差の争いになる可能性もあること知った上で7分間のアディショナルタイムに突入し、DFBのチームを犠牲にした」と、ライバル2か国が互いに無理をしなかったと見なしている。

 また、韓国のサッカー専門サイト『Inter Football』は、ドイツのハンジ・フリック監督はバイエルンで、スペインのルイス・エンリケ監督がバルセロナで、それぞれ国内リーグ&カップとチャンピオンズ・リーグの3冠、いわゆる「トレブル」を達成していることに注目し、「ともにクラブ指揮時には頂点に立った後、母国代表チームの指揮を執ってW杯に出場してきた2人に対し、森保監督がしっかり冷水をかけたわけだ」と、日本の指揮官の偉業を称えた。
 
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