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海外サッカー

「リーガで最高のサッカーだ」バスク・ダービーで宿敵に完勝のソシエダを英紙が大絶賛! 久保建英には「傑出していた」と高評価

THE DIGEST編集部

2023.01.18

 当の久保に対して、『The Guardian』紙はラ・レアルに何かがあることを承知しており、全くもって説得力のなかった4回のローン期間(マジョルカ、ビジャレアル、ヘタフェ)の後、今では誰よりも優れているように見える」と絶賛。そして、彼や「羨ましいほどのユースシステム」から輩出された若き選手たち、イマノル・アルグアシル監督が「驚異的だ」と表現したシルバなどの経験豊富な助っ人たちの集団について、「間違いなく、この国で最高のサッカーをしている」と評している。
 
 スペイン・マドリードのスポーツ紙『MARCA』も、ビルバオ戦のソシエダのプレーを「パスの成功が534本中435本、つまり81%に達しており、ポゼッションによっていかに試合を支配できたかを示している」と評価。そして、ここでもまずシルバを「カナリア諸島出身の選手は、37歳にしてまだまだ十分にやれることを示し、プレーした75分間で久保へのアシストを含め、87.7%のパスを成功させた」と、賛辞をまじえて紹介した。

 続いて、「日本人選手も傑出していた。久保は攻撃的なプレーに積極的に絡み、19本中17 本のパスを成功させてスペースを生み出し、宿敵の守備を打ち破ることに貢献した他、2つのドリブル成功でホームの観客を楽しませた」と、背番号14のプレーを褒め称え、「これらの数字と37分に決めたゴールと合わせて、日本人選手はこの一戦での、最も決定的な仕事を果たした選手の候補に挙げられた」と綴っている。

 加入時には不安や疑いの目も多く向けられたものの、ソシエダのサッカーに見事にフィットしたことで、その力を存分に発揮できている久保。期待の若手のひとりから、早くも不可欠な主力へと成長した彼が、よりプレッシャーがきつくなるであろうシーズン終盤でも「限界のないチーム」(『The Guardian』紙)をリードし、好結果に導けるか、要注目である。

構成●THE DIGEST編集部
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