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海外サッカー

「オリンピック・ゴールを披露したが…」 J復帰報道の香川真司、現地メディアはベルギーでの1年をどう評したか?

THE DIGEST編集部

2023.01.30

「香川はまだ、サッカーをプレーできることは示したものの、もはやチームをコントロールすることはできなかった。彼はSTVV経由で、日本代表に復帰し、カタール・ワールドカップに出場することを望んでいたが、実現できなかった。彼はこのクラブで通算18 試合に出場したのみで、2つのゴールと1アシストを記録した」

 また同メディアは、香川と同クラブとの契約が残っていることから、「STVVはこのスター選手の退団により、かなりの移籍金を手にできると信じている」とも綴り、また「今冬にクラブを去る経験豊富なMFとしては、クリスティチャン・ブリュルス(→ズルテ・ワレヘム)に続く2人目である」と、冬の移籍市場での動向にも言及している。
 
 サッカー専門サイト『ONEFOOTBALL』は、『Het Belang van Limburg』の報道を受けて「STVVでの彼は、残念ながら怪我に悩まされ、思うようにコンスタントにプレーすることができなかった」と同情を示すとともに、「元ドルトムントとマンUの選手は、多くの主要なトロフィーを獲得して欧州を去る」と、ブンデスリーガ2回、ポカール2回、プレミアリーグ1回、コミュニティシールド1回、ギリシャ国内カップというタイトル歴を紹介した。

 奇しくも、ドイツ・ルール地方のメディア『RUHR24』は、過去の戦力補強を特集した記事において「ドルトムント・ファンは、香川を覚えているだろう。日本人は2010年夏に35万ユーロ(5000万円弱)の移籍金でやって来て、爆弾のように“大当たり”した」と、同クラブの歴史に残る黄金時代の創成に貢献したMFを回想している。

 昨年10月のシャルルロワ戦で、CKを直接決める美弾を決めた際には、ベルギーの日刊紙『Het Nieuwsblad』から賛辞を贈られ、「まだまだいける!」と綴られた香川だが、ついに12年半もの間過ごしてきた欧州での挑戦を終え、母国で残りのキャリアを過ごすことになるのか。

構成●THE DIGEST編集部
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