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海外サッカー

ポステコグルーも激賞した前田大然は「不屈のFW」。英紙がセルティック日本人を軒並み高評。負傷の古橋享梧には「大きな懸念」とも

THE DIGEST編集部

2023.02.13

 英国内ではそのほかにも日本人選手たちにさまざまな評価が下された。

 日刊紙『THE SCOTSMAN』は、前田の先制点を「ムーイのクロスを、適切なポジショニングによってゴールに変えた」と報道。古橋の症状については、先述の指揮官のコメントを引用し、「彼は昨季も同様の問題を抱えていた。現在、メディカルチームと相談し、容態を見て回復に向けての計画を立てていく」と伝えた。

 また、日刊紙『SCOTTISH DAILY EXPRESS』は、「マエダのエネルギッシュなインスピレーションが精力的なセント・ミレンを撃退した」と報じ、10点満点の採点では前田にチーム単独最高の「8」を付与。そのうえで「キョウゴが抜けた後、中央に移動して重要な先制点を奪った。輝かしいエネルギーと精力的な動き」と称賛。「7」を与えた旗手の寸評では「奇遇にも、PKキッカーのムーイと交代し、すぐにPKを決めて試合を終わらせ、さらに見事な2点目を決めた」と振り返られている。
 
 さらに『THE SCOTTISH Sun』は、前田、旗手の両選手にチーム2番目となる「7」の高採点。一方、グラスゴーの地元メディア『Glasgow Live』は、旗手に「(PKを)ゴールの隅に決め、試合を終わらせる素晴らしいシュートを放った」として単独最高の「9」を与え、2番目タイの「8」となった前田ついても「中央でプレーし、素晴しいゴールを決める前に、ウイングとしても相手を苦しめた」とポジティブに評する一方で、後者に対しては「相手に押し戻され、ウイングとして舵を取る前には、幾つかチャンスを迎えた」と指摘した。

 なお、『Daily Record』紙は、旗手の2点目を「リエル・アバダのパスに飛び込んでゴールネットを揺らした。セント・ミレンには、何が起こったか分からなかったに違いない」と称賛。また、同メディアも、チーム一のストライカーの早期交代に言及し、「キョウゴの負傷は、ホームチームにとって大きな懸念事項となるだろう」と報じている。

構成●THE DIGEST編集部

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