専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
海外サッカー

次の課題が浮き彫りに? “控えめ”だった三笘薫に英メディアの評価は二分「ミトマが最も静かな一戦だった」

THE DIGEST編集部

2023.02.13

 ブライトンの地元メディアでは、『Sussex Express』が採点を及第点の「6」とし、寸評では「20分過ぎに相手GKグアイタのセーブでゴールを阻まれた。ここ数試合に比べると“静か”だったが、それでも常に相手にとっては脅威であり、また守備では役割をうまく果たした」とポジティブにまとめている。

 一方、ニュースサイト『Sussex Live』は、「左サイドで相手に脅威を与えようとハードワークを見せたが、シュートはグアイタによってセーブされた」と、こちらも前半の決定機に言及しながら、全体的なプレーには好意的な見方を示したが、採点はチーム3番目タイとなる「6」と、やはり“控えめ”な評価となった。

 そして、同じ採点となった日刊紙『The Argus』も「グアイタにゴールを阻止された場面は、彼が仕事を果たし、相手に脅威を与えた瞬間だった」と、この試合における三笘のハイライトシーンを回想したが、全体のプレーについては「ようやく静かなプレーに終わった」と、過去数戦でのものとの違いを強調している。
 
 最後にクラブの専門サイト『WE ARE BRIGHTON.COM』は、「試合のポイントとして、この試合はミトマがアルビオンの選手となって以来、最も静かな一戦だった。ブライトンは彼を十分に活かすことができず、逆にクリスタル・パレスは日本人の脅威に対して二重でマークするというまともな対応を見せた。このことこそ、我々がセルハーストから(反省点として)持ち帰るべきことなのだろう」と、背番号22の活かし方がチームとしての最大のポイントであると指摘した。

 この一戦で浮き彫りになったように、今後に相手守備陣の警戒網が強まっていくのは必至だ。どれだけ決定機を創出できるかは、三笘にとって成長のカギとなりそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】「ミトマは本当に物凄い」三笘薫の“頭脳”に同僚GKは賛辞。大学進学の決断に驚き「勉強を終えて、プレミアまで来たんだ」

【関連記事】誰も“予見できなかった”三笘薫の覚醒。欧州データ社がブライトンでの飛躍を激賞!「ミトマは川崎からやってきた成功例」

【関連記事】「まだ上に行かないといけない」ブライトン指揮官も評価を改めた三笘薫の急成長。末恐ろしい25歳の進化
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号