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海外サッカー

バー直撃に絶妙クロスも… 古巣相手の敗戦で久保建英への評価は二分!「ラ・レアルのベスト」から「プレー選択に難あり」まで

THE DIGEST編集部

2023.04.04

 続いてバルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』は、「ソシエダは、選手がほとんどボールをキープすることはなく、相手がコントロールできずにいた久保を探すのに多くの時間を費やした」として、この21歳の重要性を強調。このチームのベストプレーヤーに久保を選定し、「相手にとっての悪夢」と表現し、以下のようにそのプレーを振り返った。
 
「久保は再び現実的なチャンスを利用し、サイドからの仕掛けで相手の守備に穴を空け、危険を生み出すことに成功した。開始5分でレイナに試練を与え、52分にクロスバーをかすめるシュートを放ち、59分にはメリノにゴールのためのクロスを供給。そして彼が交代すると、ソシエダは下降していった」

 バスクの地元紙『noticias de Gipuzkoa』は10点満点の採点で「5」という厳しい評価を下し、寸評も「彼にはまだ多くのゴールが欠けている。チャンスを創出したり、有利な状況を生み出したりする能力はあるだけに、残念なことだが、違いを生み出すための“牙”が欠けている。彼は2本のシュートを放ち、ゴールを挙げることができなかった」と厳しい内容のものとなっている。

 最後にサッカー専門サイト『El Desmarque』は、「プレッシングが上手くいったが、攻撃時に正しいプレーを選択することに難があった。彼は決定的なポジションに到達すると、まだ忍耐力に欠ける点がある」と指摘。こちらも採点は「5」に止まった。ただ、メリノへのクロスについては「エクセレントなパス」、クロスバーを叩いたシュートを「鞭を打つような強烈な一撃」と称賛してもいる。

構成●THE DIGEST編集部
 
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