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海外サッカー

「世界最高リーグとは笑止千万」誤審騒動に対してブライトン専門メディアがプレミアリーグを猛烈批判!

THE DIGEST編集部

2023.04.13

「選手やチームではなく、審判が話題になる時は、常にプレミアリーグは深刻な問題を抱えることになる。その時、同リーグに対する『世界最高のリーグである』という主張は笑止千万である」と厳しく綴った『WE ARE BRIGHTON.COM』は、「しばらくはアトウェル審判とブライトンが出会わないことを願っている。彼は、このレベルのサッカーにはうまく対応できない」と糾弾し、さらに以下のように主張した。
 
「公平性は社会において大きな役割を果たしている。例えば法律。裁判所で、公正でないとみなされた場合、それは欧州人権裁判所に回されて破棄される。物事が公平でない場合、謝罪だけでは十分ではない。そのような状況では、個人や企業は、故意であるか過失であるかにかかわらず、不当な扱いによって影響を受けたことに対して補償される」

「FA(イングランド・サッカー協会)は、無能な審判に対してどのような処遇を下すのか?試合のポイントをトッテナムとブライトンで共有するべきか、それとも審判が間違ったことをしたために結果がひどく影響を受けたとして、試合をやり直すことができるのか?」

 運営側は審判への処分やVARを含めた判定技術の向上を目指して対策を講じているが、一方で誤審の“被害”に遭ったチームへの補償に関しては現時点で何も聞こえてこない。「誤審も競技の一部」として(不満を持ちながらも)人々がこれを受け入れていた時代とは異なり、ひとつの勝ち負けで多くの金が動くようなり、さらに正確さを追求してVARも導入されるようになった今、誤審が明らかになった場合には(今回はPGMOLが認めている)、何らかの補償がなされるべきという考えは妥当と言えるだろう。

 このように審判問題を批判し、改善を求めた同メディアは、ブライトンに対しては、「願わくば、ロベルト・デ・ゼルビ監督とその若者たちが、これに落胆し過ぎないように」と、この件に惑わされることなく、引き続き好パフォーマンスを維持しながら、史上初のCL出場に向けて邁進することを望んだ。

 ただ、警告も忘れず、今後の試合において「相手を苛立たせたり、逆に相手の誘いに乗ったりしてはいけない。相手のことや試合関係者のことは考えるな。我々はどこよりも優れている」と冷静なプレーで誤審を生み出す危険性があるシチュエーションを生み出さないよう訴え、また4月23日に行なわれるFAカップ準決勝のマンチェスター・ユナイテッドを「演技の達人」と皮肉りながら“警戒”を促している。

構成●THE DIGEST編集部
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