もし、この２つの大会で決勝に進出すると、ラ・リーガでは20節アスレティック・ビルバオ戦、21節セルタ戦、22節ラージョ・バジェカーノ戦、23節ジローナ戦、24節オサスナ戦の最低５試合、さらに国王杯ではラウンド16、勝ち上がれば準々決勝、準決勝第１戦で欠場を強いられる。そして、CL（グループステージで３位ならヨーロッパリーグ）のラウンド16ファーストレグの日程は（早ければ）２月13日、14日である。

　また同メディアは、2022-23シーズンにソシエダが代表チームの影響を受けたのは昨年９月と今年３月の２回だけであり、年末のカタール・ワールドカップには久保だけが出場し、他の選手は十分に調整の時間を得られたこと、また久保自身もW杯でのプレー時間は短かったことを指摘。対して新シーズンは、前述の２つの大陸トーナメントの他、代表ウィーク、シーズン後のパリ・オリンピックなど、多くの選手が代表チームに招集される可能性があり、ソシエダが置かれる状況は前シーズンとは対照的に過酷なものとなるかもしれない。
  　10年ぶりのCL出場とあって、未知の戦いに挑むバスクのチームにとっては、所属選手に万全のコンディションを求めたいところだが、久保をはじめとする各国代表選手の動向がいかなる影響を与えるのか注目したい。

構成●THE DIGEST編集部

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