寸評では、「ブライトンが見せた、もうひとつの信じられないような補強における“魔法”により、彼らは300万ポンド(約5億4000万円)未満でこの日本代表選手と契約した。1月にシーガルズが(主力だった)レアンドロ・トロサールをアーセナルに高額(2700万ポンド=約49億円)で売却して喜ぶことができたのは、三笘のおかげである」と綴られている。
三笘がカタール・ワールドカップで脚光を浴び、ブライトンに戻ってからロベルト・デ・ゼルビ監督の絶大な信頼を受けて左サイドに君臨するようになると、常にその去就にも脚光が当たるようになり、アーセナル、チェルシーといったビッグクラブからの引き合いが噂され、ブライトンが流出を避けるため、早期に契約の延長を見直すということも複数の現地メディアによって報じられたものである。
「シーガルズ」の一員として2年目を迎えようとしているものの、今なお他クラブから関心を寄せられている26歳。同メディアは、前述の11人に対しては、リバプールやチェルシーが補強のターゲットとしていると報じ、三笘については「勇気があるなら、今すぐ6000万ポンド(約108億円)以下で彼の購入にトライしてみてはいかがだろうか?」と記述。もちろんこの表現は、その額での獲得は不可能だということを示している。
間もなく始まる新たな戦いにおいても、三笘は再びプレミアリーグのDFに悪夢を見させるとともに、見る者を虜にすることができるか。そうなれば、彼の去就に関する話題も、途絶えることはないだろう。
構成●THE DIGEST編集部
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