現地メディアにおいても、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』が同じく三笘に10点満点の採点で単独最高の「９」を与えて「マン・オブ・ザ・マッチ」に選定。「見事なソロ・ゴール」「センセーショナルな個人技」「エキサイティングな三笘は15分、早くも『ゴール・オブ・ザ・イヤー』の候補となるゴールを決めた」と報じるとともに、チームの２点目についても「三笘がエストゥピニャンに簡単に得点を挙げさせた」と言及した。
  　さらに同メディアは、「人目を引く日本代表選手は、ゴールとアシストを記録。今回も彼は、ウルブスに対して厄介な存在となった。もし、この26歳が今後もこのようなプレーを続けるならば、シーガルズは他クラブからの彼の引き抜きの試みに対処しなければならなくなるだろう」と綴り、以下のように続けている。

「三笘は見事な個人技でチームに先制点をもたらした。ウルブスの３選手を優雅にかわし、落ち着いてゴールにボールを転がし込んだそのシーンは、長く人々の記憶に残るだろう。このプレーからも分かる通り、彼はドリブルの技術に秀でており、なぜ彼がドリブルで学位を取得できたかが理解できる。このゴールにより、彼は（昨季から）13試合続いていたプレミアリーグでの連続無得点に終止符を打った」

　英国公共放送「BBC」は、三笘を２得点のマーチとともにこの試合の「主役」であると評し、「元気いっぱいの三笘は、試合全体を通して相手にとっての脅威となり、ピッチ上のどの選手よりも、敵陣深くでボールに触れる機会に恵まれた。そして、素晴らしい落ち着きを見せて、エストゥピニャンにチャンスを提供し、シーガルズの２点目を演出した」と綴った。

　続いて日刊紙『Daily Mail』は、「一瞬の個人技の輝き」「昨季の（FAカップの）リバプール戦のようなゴール」「何というファンタスティックなソロ・ゴールだろうか！　三笘は左サイトから中央に切れ込んでシュート。ボールはウルブスのGKジョゼ・サをかわして、ゴールに飛び込んでいった」とレポート。そして、採点はマーチと並んで両チーム最高の「９」となっている。

最後にブライトンの地元メディアでは、『Sussex Express』が、こちらもマーチとともに「９」の最高採点で、寸評では「何という才能溢れる選手なのだろうか。素晴らしい個人技で４人の相手選手をかわしながら、（ゴールまで）突き進んでいった。そして、２点目の場面では、エストゥピニャンにラストパスを供給した」と、その秀逸のプレーを振り返った。

構成●THE DIGEST編集部
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