バスクの地元紙『noticias de Gipuzkoa』は、「試合開始から32分、最初のチャンスがソシエダに到来。それはもちろん、久保のシュートだった。彼以外には、しっかりとした意図をもって挑戦し続けた選手はいなかった」「（74分に）久保は魔法のランプをこするようにして、心地よくクロスを供給すると、スビメンディのヘッド弾はゴール中央に飛んだが、アルバロ・バジェスがセーブした」と、22歳の決定的なプレーを振り返っている。
  　採点では、レミロ（７）に次ぐチーム２番目タイの「６」の及第点を久保に与え、「いつものように、ピッチ上で最も優れた実力者だった。とりわけ輝かしいプレーとは言えないが、相手選手のイエローカードを誘発し、活かせなかったものの、２度の良いチャンスを生み出した。また、スビメンディに素晴らしいクロスを提供。彼を交代させる必要はなかった……」と称賛した。

　最後に、サッカー専門サイト『El Desmarque』は、採点では「４」と非常に厳しい評価となったものの、日本人アタッカーへの寸評は「前半、ラ・レアルの攻撃に少し光をもたらそうとした唯一の選手だったが、あまり運には恵まれなかった」と、比較的ポジティブな内容となっている。

構成●THE DIGEST編集部
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