専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
海外サッカー

「何度も相手を翻弄」「最高のパフォーマンスは発揮せず」久保建英、ラージョ戦の現地メディアによる評価は二分... PK獲得のプレーには「一瞬の輝き」

THE DIGEST編集部

2023.10.31

 一方、『SPORT』紙は「後半、ソシエダは試合を有利に進めるために決定的な一歩を踏み出すように見えたが、彼らは久保という重要な選手が不在であることを感じていた」と、日本人選手の存在感がこれまでほどではなかったことを示したが、それでも「タケは最高のパフォーマンスは発揮しなかったものの、右サイドからの彼の一瞬の輝きが逆転ゴールの前触れとなった」と、決定的な仕事を果たしたことを強調している。

 対してバスクの地元紙『noticias de Gipuzkoa』は、「タケは火曜日(チャンピオンズ・リーグのベンフィカ戦)と同じようにインスピレーションに満ちており、何度も相手を翻弄したが、ソシエダはチャンスを作るのが難しかった」と、こちらはチームが苦しむ中でも、22歳の日本人選手はハイレベルなプレーを披露し続けたと綴った。
 
 同メディアは、10点満点の採点でオジャルサバル(8)に次ぐチーム2番目タイの「7」を久保に付与し、「この日本人選手はフィジカル面で非常に優れており、絶えず動き続けた。そして、絶えず相手に立ち向かい、打ち負かし続けた。クロスバーにシュートが当たったのは残念だったが、彼はPKを獲得した。他にも、素晴らしいハーフボレーシュートを放ったものの、わずかに外してしまった」とポジティブに評している。

 最後に、サッカー専門サイト『El Desmarque』は「攻撃では非常に速いプレーを見せたが、自信の高さからか、一部のプレーではまた自己中心的になってしまった」と、CLベンフィカ戦で酷評した点を再び指摘したが、「クロスバーを叩いた他、ボックス内へのクロスがアルフォンソ・エスピーノの腕に触れたことでPKを与えられた」と良い点も挙げ、採点はチーム3番目タイとなる「7」とした。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】メッシがパリ五輪に出場?「本人が出たいなら大歓迎」とマスチェラーノ監督「レオには代表チームの扉が開かれている」ディ・マリアもOA候補か

【関連記事】「ポジショニングとパスの配球は印象的」ELでの大勝に大貢献した遠藤航を現地メディア激賞! 初得点に「クロップ監督は特に喜んだ」

【関連記事】「彼のボールへのアプローチは驚異的だ」躍動するセルティック前田大然にクラブOBから高評価とさらなる成長を求める声
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号