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海外サッカー

「ポジショニングとパスの配球は印象的」ELでの大勝に大貢献した遠藤航を現地メディア激賞! 初得点に「クロップ監督は特に喜んだ」

THE DIGEST編集部

2023.10.28

ELトゥールーズ戦で移籍後初ゴールを決めた遠藤。(C) Getty Images

ELトゥールーズ戦で移籍後初ゴールを決めた遠藤。(C) Getty Images

 現地時間10月26日に行なわれたヨーロッパリーグ(EL)のグループステージ第3節で、リバプールはトゥールーズ相手に5-1の大勝を収めたが、このグループEでの全勝を維持したホームゲームで、遠藤航は加入後初ゴールを決めるなど、好パフォーマンスを発揮している。
 
 9分にジョタの鮮やかなドリブルシュートで先制し、16分に追いつかれた後の30分、遠藤はトレント・アレクサンダー=アーノルドの強めのクロスを頭でゴール右隅に流し込んで勝ち越し。その後、リバプールは34分にダルウィン・ヌニェス、65分にライアン・フラーフェンベルフ、そして後半アディショナルタイムにはモハメド・サラーと、次々に加点したが、アウェーチームの反撃を許さなかったことで、日本代表MFのヘッド弾は決勝ゴールとなった。

 自身のSNSで「勝利とリバプールでの自身初ゴールを嬉しく思います」と喜びを表わした遠藤は、クラブの公式サイトで「ヘディングは僕の強みのひとつです。トレントのクロスは素晴らしかったので、彼に感謝します」とコメント。対してクラブは、彼を祝福するとともに「トレントのクロスは完璧で、遠藤は素晴らしいヘディングシュートをファーコーナーに決めた」と伝え、「このゴールは、彼の競争力のあるプレーと洗練されたパフォーマンスの成果」と称賛している。

 UEFA(欧州サッカー連盟)は公式サイトで、「遠藤は力強いヘディングでゴールネットにシュートを突き刺した」「遠藤がリバプールでの初ゴール。それは元シュツットガルトの選手による、素晴らしいヘディングだった。クロップ監督は特に喜び、日本のMFが喜びで駆け回るのを見て、彼のトレードマークである笑顔を見せた」と綴った。

 指揮官の反応については、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』が「クロップ監督は、大きな試合でも信頼を受ければ、中盤の底でリバプールの問題を解決できることを示した遠藤にも感銘を受けた」として、「遠藤は本当に強く、良いプレーを見せた。パスでは、相手守備陣のラインを破った。そしてゴールは、彼にとって素晴らしい次のステップだ。シュツットガルトでも、彼は信じられないようなゴールを決めていた」とのコメントを紹介している。
 
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