日刊紙『THE Sun』は、「三笘は怪我が回復してスタメンに復帰した後、チームの攻撃の中心となることが多く、力強いプレーを見せた。この日本人スピードスターは、ブレントフォードの守備ラインを突破する勢いのあるドリブルで即座にインパクトを与えた」と評価する反面、それらがチャンスに結びつかず、また彼自身がクロスをミスしたことも指摘し、それについてSNSでは批判的な意見もあったことを紹介した上で、「彼らがいかに間違っていたかを三笘は示した」と綴り、彼の得点に絡んだ働きに言及している。

『Daily mail』紙の採点は「7.5」、またブライトンの地元紙『The Argus』は「７」を付与し、「三笘がスタメンに復帰したのは素晴らしいことだ。最終的に期待に応えられないプレーもあったが、２つのゴールにおいて、グロスを使ったプレーは、シンプルでありながら、非常に賢明だった」と賛辞を贈った。

　ブライトンの地元総合サイト『Sussex Express』も「７」の高採点で、寸評では「最近は全力を出せておらず、疲れているように見えたが、今夜は彼が徐々にベストな状態に戻りつつある兆候を示した。序盤は非常に活発で、グロスへのアシストはシンプルな形で決めた。この試合では、相手にとってはサイドにおける真の脅威となった」と綴っている。
  　そして、ブライトンのクラブ専門サイト『WE ARE BRIGHTON.COM』は、「チェルシー戦で三笘の休息を決めたロベルト・デ・ゼルビ監督の判断が正当化されるほど、日本人選手ははるかに良いパフォーマンスを発揮。最初の10分で特徴的なドリブルを幾度も見せ、グロスのゴールをアシストするなど、勝利に大きな貢献を果たした。また、デア・カイザー（皇帝＝グロス）がヒンシェルウッドにクロスを通すためのスペースにボールを供給した」と評し、採点はチーム４番目となる「7.75」とした。

　最後に、スポーツ専門サイト『VAVEL』の英国版は、ブレントフォードの視点から「ルアスレウは効果的なWBなのかもしれないが、（守備における）三笘との１対１の役割には全く適しておらず、このデンマーク人選手は許せないほど容易に左サイドを駆け抜けられた」と、三笘にも言及している。

構成●THE DIGEST編集部

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