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海外サッカー

首位陥落のマンU戦で4戦連続スタメンの遠藤航、現地メディアの評価は二分。「最も活発でエネルギッシュなパフォーマンス」「まさにジキルとハイド」

THE DIGEST編集部

2023.12.19

『The Telegraph』は、「中盤の選手の中では唯一、最後までピッチに立ち続けた。そのプレーは猛烈でダイナミックであり、全体的には良くやったと言えるが、密集した相手の守備を打ち破るほどの脅威とはなり得なかった」と、全体的には好意的な内容の寸評となり、「7」の高採点が付与された。

 米国の大手放送局のスポーツ専門サイト『NBC Sports』は、採点を「6」とし、「(前半アディショナルタイムに)警告を受けたが、それでも耐え抜いて、マンUが中盤で勢いをつけるのを阻止するために最善を尽くした」と称賛。スポーツ専門サイト『sportskeeda』は「マンUがボールを持っている時には常にプレスをかけ、幾度もボールを奪い返した。13回のデュエルでは8回勝利し、パス成功率は88%を記録した」として、「7」の高評価を下している。

 サッカー専門サイト『90min』の採点は「6」で、「遠藤にとって最も活発でエネルギッシュなパフォーマンスのひとつであり、ボールを持つと積極性を示し、守備ではボール奪取のために強烈なプレッシャーを相手にかけた」と、こちらも終始ポジティブな内容の寸評となった。
 
 対して、データ専門サイト『Squawka』は、採点こそこちらも「6」としたものの、「まさに『ジキルとハイド』のようなパフォーマンス。ボールを上手く味方に繋いだかと思えば、次の瞬間には不必要なミスをするなど、対照的なプレーを見せた」と、そのプレーが不安定だったことを強調している。

 続いてリバプールの地元メディアでは、日刊紙『ECHO』が「前半に幾つか良いインターセプトを見せたが、全体的に少し慌てているように見えた。試合が進むにつれて、セカンドボールの回収は上手くいくようになった」として、こちらも採点は「6」。『Liverpool  World』は「7」の高採点を与え、「ボール扱いはこれまでよりもずっと良く、守備面でも味方に対してサポートを提供した」と綴った。

 最後に、リバプールのクラブ専門サイト『THIS IS ANFIELD』は、「守備的MFとしてプレー。中盤では効果的だったが、最低限の狡猾さに欠けていた。彼はパスで相手の守備ラインを突破することはできず、しばしば後退する選択をし、通常の強靭なスタイルでタックルに加わった」とそのプレーを振り返って及第点の「6」としたが、最後に「アレクシス・マク・アリステルのレベルには及ばなかった」と厳しい一文を付け加えている。

構成●THE DIGEST編集部

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