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日本代表

「肋骨へのパンチに苦しめられた」久保建英が相手の暴力的なプレーの被害者に…バスク紙は“審判も協力”と猛批判!「クボだけが輝いた」と評価する声も

THE DIGEST編集部

2023.12.23

 バルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』は、この試合での背番号14を「扇動者」と表現。「彼はそのアイデアを完璧な形で具体化することはまだできず、適切な判断を下せない時もあるが、それでも彼の存在は非常に重要である。常に2人の相手選手にマークされ、センターに攻め入る際にはなかなか味方を見つけられなかった。アルカラスの肋骨へのパンチ(主審は不問に付した)に苦しめられながらも、クロスバーのプレーでスビメンディに素晴らしいパスを提供した」と、彼の90分間を総括している。
 
『noticias de Gipuzkoa』は、10点満点の採点で及第点に満たない「5」止まりとしたものの、寸評は「クボの責任感や献身性といった姿勢には、もはやこれ以上求めることは何もない。彼は両サイドでのプレーを最後まで諦めることなく続けた。この試合での最高のプレーは、スビメンディへのクロスだった」と、ポジティブなものだった。

 そしてサッカー専門サイト『El Desmarque』は、「非常に相手からのマークが厳しかった。日本人選手は攻撃面で最も危険な存在だったが、試合は非常に困難であり、そして激しいものとなった」と振り返り、採点は攻撃陣の中では最高タイとなる「6」(チーム2番目タイ)を与えている。

 最後に、カディスの地元紙『DIARIO DE CADIZ』は、この物議を醸した試合について「カディスの守備での良い仕事により、ソシエダのチャンスは非常に限られた。クボら良い選手がいるにもかかわらず、彼らはほとんどチャンスを作れなかった。ドノスティアのクラブに対し、カディスは前半でそのレベルの高さを示し、後半は序盤こそ不調だったが、幸運なことにそれは短時間で終わり、その後は回復力を発揮して試合を支配した」と、終始ポジティブに報じた。

構成●THE DIGEST編集部

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