話を試合に戻すと、この一戦での三笘に対する現地メディアの評価を見ると、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』とスポーツ専門放送局『EUROSPORT』は10点満点の採点でチーム２番目タイとなる「６」、英国公共放送「BBC」は「6.08」（チームの出場15人中12番目）をそれぞれ与え、スポーツ専門サイト『VAVEL』の英国版は「７」の高採点で、寸評では以下のように背番号22を評している。
  「輝かしいブライトンは、三笘をピッチ外に追いやった怪我が、見た目通りに酷いものであることが判明した場合、大きな不運に見舞われることになる。この日本人ウィンガーがサイドで相手の守備陣を単独で幾度も突破しようとしていたことを考えれば、今回のアクシデントは驚きに値しない。彼はその夜、クロスを出すための相手やオプションが限定されていたが、自ら２本のシュートを放ち、より高い価値を示した」

『Sussex Express』は、「現在、この日本代表選手には上手くいかないことが続いている。相手にとって危険なドリブルを見せた際には、ボールコントロールをミス。数本のシュートは物足りないものであり、ボックス内ではボールを上手く扱えず、足を滑らせた。その過程で足首を負傷し、手助けを受けながら退場。非常に心配だ。アジアカップ出場の可能性にも疑問が投げかけられている」とネガティブに振り返り、採点はチーム最低タイの「５」とした。

　最後に、クラブの専門サイト『WE ARE BRIGHTON.COM』は、チーム13番目の「5.00」という厳しい採点を付与して、「カルロス・バレバやシモン・アディングラが試合に大きな影響を与えるのに苦労しているにもかかわらず、実際には三笘が最も低い評価を受けたフィールドプレーヤーに。足首の怪我でピッチを離れ、保護ブーツを履いた松葉杖でセルハースト・パークを後にした彼には、長期間の休息が必要なように見える」と、寸評を綴っている。

構成●THE DIGEST編集部

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