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海外サッカー

南野拓実がリーグアンで「最も決定的な選手トップ7」の4位に選出! クラブ専門サイトは不遇の1年目を経て覚醒したアタッカーを「挽回」と表現

THE DIGEST編集部

2023.12.26

「しかしヒュッター監督の指導の下で、彼は変わった。指揮官は南野を、より適した役割とポジションに配置。8月のリーグ月間MVPにも選ばれた彼は、5ゴール4アシストを記録し、モナコで最も決定的な選手のひとりだ。また、チームの攻撃プレーに最も頻繁に絡んでおり、13のゴールに関与するなど、非常に活躍している」

 そして、リーグアン2年目でその存在感を十分に発揮している南野には、国外のメディアも注目しており、その中でイングランドのサッカー専門サイト『Planet Football』は、「アンフィールドを離れた後に活躍している7選手」と題した記事で、元リバプールの日本人選手を取り上げている。

 ドミニク・ソランケ(現ボーンマス)、タイウォ・アウォニイ(ノッティンガム・フォレスト)、アレックス・オックスレイド=チェンバレン(ベジクタシュ)、エムレ・ジャン(ドルトムント)、キャメロン・ブラナガン(オックスフォード・ユナイテッド)、セバスティアン・コアテス(スポルディング)とともに選定された南野について、同メディアはリバプールでの苦闘と、その後の歩みを振り返った。
 
「明らかな才能を持っているにもかかわらず、マージーサイドでの彼は上手くいかなかった。モハメド・サラー、サディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノのトリオに、若い選手が食い込むのは常に難しい課題であり、この日本のウインガーはトップチームでの出場を望んで、2022年にモナコへの移籍を選択した」

「フランスでの最初のシーズンは困難を伴うものだったが、今季の南野はより中央でのプレー機会が増えたことで、これまでの13試合で5ゴールと4アシストを記録している。この日本代表選手は、チームで一定期間試合に出場できるようになってから、好調をキープしているようだ。彼にとっては良いことである」

 1年前とは全く正反対のポジティブな状況で年を越すことになった南野。アジアカップに出場する日本代表に招集されており、最長でクラブを1か月以上離脱する彼にとって、シーズン後半戦は容易なものとはならないだろうが、モナコでの2年目を最後まで良いものとすることができるか、期待を持って見守りたい。

構成●THE DIGEST編集部

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