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海外サッカー

今冬の移籍市場で「争奪戦が勃発しそうな10選手」を英メディアが選定! 日本人選手にも数々の去就に関する報道が

THE DIGEST編集部

2023.12.28

 フェイエノールトのメキシコ代表ストライカー、ヒメネスは現在、リーグ最多の18得点を記録し、今季に同クラブに加入してポジションを狙う上田綺世にとっても高く厚い壁として君臨している。「トッテナム、チェルシー、アーセナル、フルアム、さらには幾つかのラ・リーガのクラブなどが関心を示しており、対してフェイエノールトは約6000万ポンド(約107億円)を要求する見込みである」(同メディア)。

 イングランド代表FWのトニーは、賭博規則違反で8か月間の出場停止処分を受けている最中で、来年1月16日にこれが解ける。同メディアは、彼がその時までにブレントフォードに留まっているかは怪しいと見ており、「68試合で32ゴールを決めている彼に対し、アーセナル、チェルシー、トッテナムが移籍の可能性について話し合っている」と明かす。ただ、1億ポンドといわれる価格設定は高すぎるという見方が多く、来夏になればかなり低くなると見られている。

 守田英正のチームメイトであるスポルティングのスウェーデン人FW、ギェケレスは今季ここまで、公式戦20試合で17得点の活躍を見せている。かつてブライトンでもプレーした彼に対し、スポルティングはクラブ史上最高額の2000万ユーロ(約32億円)を支払い、契約解除金を1億ユーロ(約158億円)に設定したが、それでもアーセナル、チェルシー、ミランなどが、この冬の獲得を検討することを止めていないという。
 
 クラブワールドカップで準優勝したフルミネンセのブラジル代表MF、アンドレは、フルアムが獲得交渉で合意に達したとされているが、同メディアによればこの数週間で変わる可能性があるようだ。過去に、リバプールやマンUから強い引き合いがあったという22歳は、とにかくプレミアリーグでのプレーを夢見ており、フルアムよりも上位のクラブからの誘いによって考えを変えるかもしれない。

 エリク・テン・ハーフ監督との関係が修復不可能な状態となっているサンチョだが、マンUが彼を獲得する際に支払った7300万ポンド(約132億円)を可能な限り回収したいと考えており、新天地探しは極めて難航しているという。冬の完全移籍は難しく、RBライプツィヒ、レバークーゼン、バルセロナ、ユベントスへのレンタル移籍の可能性が示唆されている彼に、サウジアラビアからもオファーが届いていると同メディアは伝えた。

 この18か月間、ボーンマスで落ち着いたプレーを見せ、多くのクラブに強い印象を与えたイングランド人DFのケリーにはリバプールとトッテナムが、またアーセナルでダビド・ラヤとの正GKポジション争いが上手くいっておらず、ミケル・アルテタ監督のもとを去る可能性があるイングランド代表のラムズデイルにはチェルシーやニューカッスルが、それぞれ興味を持っているようだ。

 そして、19歳のセネガル代表アタッカー、カマラは目覚ましい成長を遂げており、リーグアンでは10月にモナコ戦で自陣からドリブルシュートを決めて注目の的に。同メディアは「アフリカU-20選手権の最優秀選手にも選出された彼は、ケビン・デ・ブライネやトニ・クロースと比較されるほどの選手であり、ブライトンやチェルシーなどの数多くのイングランドのクラブが注視している」と綴っている。
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