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海外サッカー

38歳で最多得点の偉人ロナウドから勇気を示したエルモソまで… ポルトガル紙が「2023年に最も印象的だった10人」を選定!

THE DIGEST編集部

2023.12.29

 4人目は、こちらもポルトガル人。そして、ポルトガルといえばクリスチアーノ・ロナウドだ。今年1月にサウジアラビアのアル・ナスルに加入して世界を驚かせたストライカーだが、ゴールへの執着はなんら弱まることなく、新天地でも得点を積み重ね、1年を終えようという段階で年間ゴール数は53に達している。彼に続くのは、52点のハリー・ケイン(バイエルン)とキリアン・エムバペ(パリ・サンジェルマン)を抑え、50点のアーリング・ハーランド(マンC)という錚々たる顔ぶれだ。
 

 代表チームでも9試合で10ゴールを挙げた生ける偉人について、同メディアは「永遠の存在? そう思えるかもしれない! 38歳になってもなお、彼は世界のサッカー界で主役の座を保ち続けている」と称賛している。なお、アル・ナスルは3月30日にアル・ターウン戦を残しており、最終的にどこまで記録を伸ばせるかも興味深い。

 5人目のアイタナ・ボンマティは、女子サッカー選手の最高峰に君臨しているMFで、バルセロナの一員としてチャンピオンズ・リーグ、スペイン代表ではW杯を制しただけでなく、どちらのコンペティションでも最優秀選手に選出され、さらに年末にはバロンドールまでも受賞。25歳の彼女にとっては、まさに「夢のような1年が訪れた」。

 6人目に挙げられたブルーノ・フェルナンデスは、不調なマンチェスター・ユナイテッド所属で、昨季のカラバオ・カップ以降はタイトルとは縁遠い状況にいるが、今年の欧州で最も長い時間プレーした選手(71試合で6190分間)となり、さらにライアン・ギグスやナニを追い抜く123のチャンス創出数を記録。ポルトガル代表としては、全勝を飾ったEURO2024予選で、唯一全試合出場を果たした。

 と、ここまではやはり自国選手の選定が目立つ同メディアだは、当然ながらハーランド、ジュード・ベリンガム(マドリー)という、トップレベルで最高のパフォーマンスを発揮して結果も残している若手スーパースターも選出。もはや説明の必要がないこのノルウェーとイングランドのタレントについて、同メディアは前者を「最も決定的な選手」、後者を「今年の新星」と表現している。
 
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