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日本代表

「ピンチを乗り切った」ベトナムのパワフルさに苦労した森保J。米放送局は辛口ジャッジも「クオリティを考えれば当然の結果」【アジアカップ】

THE DIGEST編集部

2024.01.15

試合後、森保監督(右)はベトナム代表のトルシエ監督(左)と健闘を分かち合った。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

試合後、森保監督(右)はベトナム代表のトルシエ監督(左)と健闘を分かち合った。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

 記事内では「アジアカップで過去4度の優勝を誇るだけでなく、国際Aマッチで怒涛の連勝記録を伸ばし続けている絶好調の日本は、グループDのオープニングゲームでベトナムをラクに撃退するものと思われていた。しかし、キックオフ前に台本が配られたが、それがベトナムの控え室に届くことはなかった」とユニークに表現。優勝候補に推されているチームにしては、物足りない内容だと辛口気味だ。

 とはいえ、「日本のクオリティを考えれば、最終的には彼らの火力が勝って当然の結果だった」と冷静に分析。ゆえに、「日本はリツ・ドウアン、タケフサ・クボ、そして試合を決定付ける4点目を決めたアヤセ・ウエダを控えに置きながら、必要なときには次々とヨーロッパを拠点とするスター選手を投入した」と指摘。他国が羨むほど贅沢な海外組を抱え、途中出場したその選手たちが試合を決めたと主張している。
 
 一方で、敗北したベトナムには「前評判は低かったが、この大胆不敵なチームは、現在いかに素晴らしい才能の宝庫であるかが浮き彫りになった」と断言。前半16分に鮮やかなバックヘッドを決めたグエン・ディン・バックをはじめ若手の推進力を称えると、「かつて指揮を執った日本に一矢報いることはできなかったが、ベトナムを率いるフィリップ・トルシエ監督はこのパフォーマンスに満足しているはずだ」と、日本を一時追い詰めたチームに賛辞を送る。

 さらに、「重要なのは、強豪である日本を相手にした彼らの奮闘が、その可能性を大いに示唆していることだ」と記し、東南アジアのサッカーを牽引する新興国のポテンシャルに注目している。

 史上最多5度目のアジア王者への道のりは、やはり一筋縄ではいかないようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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