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海外サッカー

ルートン入り間近の橋岡大樹に対して現地メディアは「柔軟性、経験、スキルが守備力を向上させる」と期待! 逃したリーズについては「後悔する」

THE DIGEST編集部

2024.01.31

 一方、この争奪戦の末にルートン行きがほぼ決定した橋岡への興味も高まっており、サッカー専門サイト『TBR』は、「『Fotmob』(ノルウェーのサッカー専門サイト)によれば、この24歳の平均評価(10点満点)が「7.3」。彼はゴールを決めることができ、守備では優れたスタッツを記録している」とポジティブに評し、以下のように続けている。

「83%のパス成功率を誇り、敵陣ペナルティーエリア内での平均ボールタッチ数は3回。試合ごとに平均して58.6%のデュエルを制するなど、橋岡は手ごろな価格であり、堅実な攻撃型DFだ。タックル数はやや少なく、これを向上させる必要があるが、200万ユーロ未満でプレミアリーグ行きが決まったということで、大金をかけずとも優れた選手を獲得できるという一例である」

 また、サッカー専門サイト『EPL Index』は、ルートンの地元紙『Luton Today』のレポートを基にした記事で、「ルートン・ファンにとって興奮のニュース」としてこの件を伝え、橋岡の浦和レッズ、STVVでのキャリア、今季の成績(19試合出場・2得点2アシスト)を紹介し、「国際的な実績も同様に印象的であり、ここまで9キャップを獲得。東京オリンピックや他の国際大会にも出場しており、現在開催中のアジアカップのメンバー入りは逃したものの、彼の国際舞台での評価が高まっている」と綴った。
 
 また、「橋岡の柔軟性、経験、スキルは、ルートンの守備力を向上させる上で重要な要素となり得る。さらに、移籍金は200万ユーロと割安で、その実力と今後の成長を考えれば、合理的な投資である」と、この日本人選手に期待を寄せるとともに、クラブの補強を称賛している。

 まだクラブの正式な発表が待つ段階だが、プレミアリーグで20試合を戦った時点で4勝4分け12敗・勝点16と降格圏の18位に沈んでいるイングランド南東部のクラブにとって、今冬の補強が流れを変えるものとなるのかが興味深い。

[編集部・注/ルートンは現地1月30日に橋岡大樹の完全移籍での獲得を正式発表]

構成●THE DIGEST編集部

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